32〈故郷2〉 ページ33
★★★
※Aの過去編です、前半オリキャラメインで申し訳ないです(;_;)
※人によっては一部ホラーに感じる表現が含まれております
★★★
ある日の朝、庭から聞こえる数人の召使いの声で目が覚めた。
召使い「クソッ！ あの女3ヶ月も我慢できなかったのか！」
召使い2「では今年の報酬は4分の1以下…と言うこと…」
『……ッ！！！！』
窓から様子を伺うと、白い布袋から女の頭が見えた。
間違いない、あの子は今年国王に献上されたばかりの……！
アラベラ「見てしまったのね…」
『どういうことなの？ ……あれは！』
アラベラ「……あの島の国王はとても残忍なお方なのよ。国王に歯向かった娘はあのような形で返されるの。彼女たちはきっと、『死んだ方がマシ』って思ってしまったのよ……」
せっかく音楽を教えても、教え子達はあの姿で帰ってくる。
アラベラの気持ちを考えただけで、目頭が熱く胸が苦しくなった。
アラベラ「やっぱり優しいのね、私の気持ち察してくれて。本当はあなたを渡したくない、でも私は音楽を教えることしかできないの」
だからせめて、音楽があなたの心の頼りになって欲しい。
私はアラベラのその気持ちを大切にすることに決めた。
『……教えてください。ピアノを、歌を…！』
アラベラに聞かせる為に。
アラベラの心の癒しになるように。
それから9ヶ月間で驚くほど上達していった。
そして献上の前日、麦わら帽子の船長が率いる海賊がこの島に上陸した。
村は大騒動。海賊といえば女の子どもを連れ去り、金目や食料を奪いとる悪い奴らだ。
ルフィ「うひょ〜〜〜〜〜〜！ 肉！肉の匂いがする！」
村人「お帰り下さい！ この村は貧乏で何もございません！！ どうか！！」
ルフィ「あんじゃねえか肉ゥゥゥゥ！ おれは腹が減って死にそうなんだ！なあ肉！」
あいにく、私の今夜のディナーは前日ということもあって格段と豪華だった。
これから食事という時に、端から端まで麦わらさんに食い荒らされてしまう。
ナミ「こら…もうルフィ！ この島は貧乏だって聞いたでしょ？！ かわいそうだから程々にしなさいよ」
程々にって…。悪気あるのかな…。
でも正直、明日のことで食欲がなかった。
ルフィ「んぁ？ これおまえの(モグモグ)飯だったのか？ 悪るい事(モグモグ)したな。すまん！ 代わりに(モグ)これ食えよ」
一味「えーーーーーーーー！！！！」
それは悪魔の実だった。
ルフィさんの仲間からは大ブーイングを食らった。
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石セー(プロフ) - 妖狐の巴衛さん» 妖狐の巴衛さんコメントありがとうございます！ 励みになります…！休日は珍しくリア充してたのと、展開に悩み更新が遅れました。よろしければまた引き続きお付き合い下さい(*^^*)更新がんばりますー！ (2016年8月22日 15時) (
レス) id: ed6b37685e (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 休日の引きこもりMさん» ご返信ありがとうございますー！早速読ませて頂きます♪ 楽しみです(*^^*) (2016年8月22日 15時) (レス) id: ed6b37685e (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - トモさん» トモさんご指摘ありがとうございます！本当だ…！直しておきます（＾_＾）ゞ (2016年8月22日 15時) (レス) id: ed6b37685e (このIDを非表示/違反報告)
妖狐の巴衛 - 続き頑張ってくださいね！ (2016年8月21日 20時) (レス) id: 5a1cf20238 (このIDを非表示/違反報告)
休日の引きこもりM - ありがとうございます♪私の作品は"世界は輝きに満ちている"という作品です！もしよかったら見てください！これからも応援しています(*^^*) (2016年8月21日 10時) (レス) id: 096d270057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：石セー | 作成日時：2016年8月14日 14時
