25〈ダイスとおでかけ〉 ページ26
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※ほぼ、ダイスさん(笑)
『ふ〜んふふふ〜〜ん』
ダイス「A今日は機嫌がいいなぁ〜、なに書いてるんだ？」
『きゃぁぁ？！』
突然話しかけられ、思わずビンタした。なぜビンタしたかというと、はっきりとは言えないけど、要するになんか嫌だった。
『ダイスさん？！ ご、ごめんなさい！』
ダイス「ふぃ〜 気持ちィ！！ もっとして、もっと」
あぁ、いつものダイスさんだ。大丈夫そう。
そういえばこの人とあまり話した事がない。第一印象のインパクトは半端なかったのに。
机の上の手紙を書き終え、丁寧に折り畳んで封筒にしまった。
『やっとこの高級エリアから出してもらえる日が決まったんです！ だからその日訪問するお店の人に前もって手紙を出そうと思って』
私が餓死しそうでこの船に流れ着いた時、拾ってくれた子どもたちと、お金がないのに食事をご馳走してくれた店主さん。
そこで1ヶ月間、アコギの弾き語りやお店の手伝いをしてお世話になった。私の恩人。
ここ高級エリアに来て約1ヶ月ぶりの再会に心がウキウキしていた。
ダイス「なんか面白そうだな。俺も一緒についてっていい？？」
なんだかんだで当日は護衛という名目でダイスもついてくることになった。
ダイス「A迷子になっちゃうから手繋ごう」
『きゃぁ！』
とっさに手を叩いてしまった。……悪気はないのだけれど、なんかこう、要するに気持ち悪かった。
ふぃ〜と気持ち悪い笑顔を浮かべるダイス。この人はデートかなにかと勘違いしてるんじゃないか……
ダイス「じゃあそれ、持つよ」
『あぁ、ありがとうございます。大事なものだから慎重にお願いします』
大金の入ったジュラルミンケースを預けた。結構重かったからありがたい。何が入ってるの？と聞かれてそのついでに今日会う恩人についても話した。
ダイス「いいはなじだな゛ぁぁぁぁ」
なんてオーバーなリアクション、でもとっても素直な感情の持ち主だと思う。
恩人の家にはダイスは体が大きくて入れない為、外で待ってもらう事にした。
26〈恩人に会う、そしてテゾーロの過去〉→←24（微裏）〈暴走する夜〉
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石セー(プロフ) - 妖狐の巴衛さん» 妖狐の巴衛さんコメントありがとうございます！ 励みになります…！休日は珍しくリア充してたのと、展開に悩み更新が遅れました。よろしければまた引き続きお付き合い下さい(*^^*)更新がんばりますー！ (2016年8月22日 15時) (
レス) id: ed6b37685e (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 休日の引きこもりMさん» ご返信ありがとうございますー！早速読ませて頂きます♪ 楽しみです(*^^*) (2016年8月22日 15時) (レス) id: ed6b37685e (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - トモさん» トモさんご指摘ありがとうございます！本当だ…！直しておきます（＾_＾）ゞ (2016年8月22日 15時) (レス) id: ed6b37685e (このIDを非表示/違反報告)
妖狐の巴衛 - 続き頑張ってくださいね！ (2016年8月21日 20時) (レス) id: 5a1cf20238 (このIDを非表示/違反報告)
休日の引きこもりM - ありがとうございます♪私の作品は"世界は輝きに満ちている"という作品です！もしよかったら見てください！これからも応援しています(*^^*) (2016年8月21日 10時) (レス) id: 096d270057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：石セー | 作成日時：2016年8月14日 14時
