私と黒猫のめめ。

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《にゃー》






めめがエサ入れの前で待ってる

朝食のカリカリ入れて〜って

いつもの行動…




『あ。はいはい。』




めめは猫…



当たり前の事なのに…




いつもの朝のはずなのに…




なんか、違う。




めめが人間になった夢を見ただけなのに…








考え出したら、胸の中のモヤモヤが余計に大きくなる気がして、目の前でカリカリを食べてる黒猫のめめにも、なぜか、申し訳無い気持ちになって…




『考えるのストップ！あれは、ただの夢！』



《ニャ？！》ビックッ！！


声に出して自分に言い聞かせたりした。



『ゴメン。驚いたよね？(笑)』





…私も支度しよ。









洗面所で顔を洗って、少し寝ぼけた顔をスッキリさせる…



《ニャニャ》




めめが洗面台に登って私と向き合う…


『ん？どうしたの？』



顔を近づけて…



チュッ‥




いつものめめとのキス






…でも何で今？




いつもなら、私が出掛ける時にするのに？








…しゅたっ




『あ！どこ行くの？めめ！』







めめを追いかけたら


《にゃー》



って一言鳴いてベランダから出て行っちゃった…





『…いってらっしゃい？？』





ん？あれ？



めめ…もしかして、本当に仕事へ行った？！






『…猫カフェ？』

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