私と黒猫のめめ。

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pi...








電話を切って振り返ると…







スゴイ、不機嫌な顔をした、めめ。







…私、思いっ切り、めめのアゴに頭突き喰らわしたもんね(笑)




私のおでこは、もう痛くないけど…





…まだアゴを冷やしてる、めめの手にそっと触れて、保冷剤を外してみる。





見た目は、腫れもないし、赤みもないし、


大丈夫そうだけど…







『…めめ。さっきはゴメンね。
　 痛かったよね？アゴ大丈夫？？』






めめ「…」








…そっと、めめのアゴに触れてみる。






めめ「////！！」ビックッ！！







『…まだ、痛い？？』









めめ「…もう、痛くない…」








でも、目を合わせてくれない。めめ。






『…怒ってる？』






めめ「……怒ってない…でも…」






『…でも？？』






めめ「…さっきのアレ何？」ムスッ







『…？…アレ…って？？』







めめ「…電話…」








『あぁ〜！事務所の社長だよ！明日、仕事の顔合わせ前に社長とランチする事になったの。』






めめ「…その社長、大丈夫かよ。」




『え？なんで？？』




めめ「なんでって、さっき電話切る前、
A、社長の事、名前で呼ばされてんじゃん！明日のランチも２人きりなんだろ？！
　…ただのエロオヤジじゃねーの！！！」






『あははははっ！(笑)』





やっと、目を合わせてくれたと思ったら(笑)







めめ「っ！なんで笑ってんだよ！！」





『あはっ…ごめっん(笑)…エロオヤジ(笑)…ウケる(笑)……めめ、ゴメン。…大丈夫…そんなんじゃないの。…ヒデくんはね、私のお兄ちゃんみたいな人なの。だからね。大丈夫だよ。』




めめ「…お兄ちゃん？」




『うん。そう。お兄ちゃん(笑)』






一応、説明したけど…


私が笑いすぎたのがいけなかったのか？



なんか、まだ不機嫌なめめ





…でも怒ってる。



って言うより、拗ねてる？

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