No.34 ページ39
．
轟side
「おい、相手に動きはあるか？」
障「……いや、全くない」
4階まで上がってきたものの、建物に入ってから聞こえてきたのは冷たい床を歩く自分の足音のみ
(なんでだ？なんで何もしてこない？)
�倏鬚に睨〇箸き�
突然現れた謎の女で、世間でも随分話題の人物
ニュースでも何度かヴィランと交戦している姿を見たことがあった
(何か策があるのか？…だとしても、氷が張りめぐらされた室内での戦闘は、圧倒的に俺が優勢。動きがねぇってことは、先生も凍ったか？)
「…所詮、その程度ってことか…？」
悶々と考えるも、気付けばA先生のいる部屋の前
取っ手に手を置き、扉を開ける
この時、警戒はしていたものの、心の何処かで「期待外れだ」と思ってしまう隙が生じた
そして、思い知らされる
『フリペンド』
「ゔっ…！？」
その一瞬の隙が、戦闘においてどれほどの影響を与えるかを
貴方side
冷たい足元を無視しながら暫く待っていると、微かに聞こえてきた人の足音
(やっと来た…1人、多分焦凍だな)
1人分の足音は、警戒しているのかゆっくりではあるが、それでも確実に近づいてきていた
(やっぱり居場所はバレてるね…)
静かに杖を構え、先端を扉の方へ向ける
__ガチャ
扉が開かれると同時に、息を吐くように呪文を唱える
『フリペンド』
轟「ゔっ…！？」
杖先から放たれた閃光は真っ直ぐに焦凍に当たり、彼は空中で回転しながら、向かいの部屋まで勢いよく吹き飛んだ
『あら？』
てっきり避けられると思っていたAは、もろにくらった焦凍にぽかんとした顔を向けた
訳もわからず吹き飛ばされた本人は、一瞬動揺したものの直ぐに起き上がりAの元へ戻ってきた
轟「…あんた無個性じゃなかったのかよ。それに…核はどこだ」
全身の半分を覆うコスチュームのせいもあり、中々に威圧的な視線を向けられる
『…ふふ、怖い怖い』
彼の質問に答えずに笑みを浮かべれば、さっきのお返しだと言わんばかりに氷塊を創り出し攻撃してきた
『インセンディオ』
杖から炎を出し、向かってくる氷塊と足元の氷をまとめて溶かす
轟「なっ！！炎！？」
向かってくる炎に対して咄嗟に氷塊で壁を作る焦凍
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nekonatsu6(プロフ) - ハリポタとヒロアカのクロスオーバー最高です!一気に読んじゃいました！更新待ってます。頑張ってください！ (2023年3月29日 13時) (
レス) @page49 id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - すごく面白くって一気に読んじゃいましたー！更新、待ってます(｀･ω･´)ゞ (2021年5月18日 22時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 受験頑張ってくださいね！更新いくらでも待ちます！頑張ってくださいね！ (2020年8月17日 23時) (レス) id: a998d0df73 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - 受勉がんばってください！ (2020年4月6日 5時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 受験勉強大変ですよね！首を長くしてお待ちしてます！ (2020年1月21日 20時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐華 | 作成日時：2019年11月26日 13時
