No.4 ページ6
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暫く街中を歩いていると、少し先が騒がしくなっていた
貴「…煙臭い」
恐らく騒ぎの中心であろう所からは黒煙もあがっている
急いで向かおうとするも、近付けば近づくほど野次馬が増え進むことが出来ない
貴「もぅ！こうなったら…！」
持っていたトランクを地面に置き、蓋を開ける
貴「アクシオ ファイアボルト！」
トランクに向けて呪文をかければ、中から箒が飛び出してきた
それを掴んで跨りすぐ様浮上する
勿論トランクもきちんと閉じて抱えている
「な、浮いたっ？！」
「あんなヒーロー見たことないわ！」
「なになに、デビューしたてとか？なんか魔女みたい！！」
(魔女です！)
野次馬たちの声を聞き流しつつ、騒動の中心部まで近づく
貴「…あれは！」
上空から見れば、広場で炎系の個性であろうヴィランが暴れていた
中央には逃げ遅れたのか、小さな女の子が炎に囲まれて泣いていた
幸いにも、ヴィランは興奮していてまだ子供の存在には気づいていないようだ
ヴィ「来るなあﾞあﾞ！！近づくんじゃねぇっ！！！」
周りをヒーローに囲まれ逃げ場を失ったことで興奮状態になったのか、口から火を噴き出して暴れている
刺激すれば更に危険になり、また女の子がいることもあってヒーローも迂闊に手を出せないでいる
貴「ここは、女の子優先だね。と、その前に、レデュシオ」
持っていたトランクに呪文をかけると、手のひらに収まるほどの大きさに縮んだ
それをローブのポケットにしまい、女の子の所まで急降下する
「ゔっ、おがあさぁﾞぁﾞんっ！！！」
泣いている女の子を優しく抱き上げ、そのまま箒に乗せて脱出する
貴「よしよし、怖かったね、もう大丈夫だよ」
「うわっ、おそら、とんでるっ！！お姉さん、ヒーロー？」
貴「ふふっ、私は通りすがりの魔法使いだよ」
そのまま野次馬たちのもとに向かい、無事女の子はお母さんの元へ帰ることができた
貴「お次は…」
未だに暴れ続けるヴィランに狙いを定めて呪文を放つ
貴「アグアメンティ！」
杖の先から大量の水が放出し、暴れるヴィランを包み込む
ヴィ「モガッ！モガモガッ！！ゴボッ…！」
水の中に閉じ込められたヴィランは溺れたような状態になり、気を失った
貴「ブラキアビンド」
水から解放した後、相手を縛りあげてヴィランの捕獲完了だ
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nekonatsu6(プロフ) - ハリポタとヒロアカのクロスオーバー最高です!一気に読んじゃいました！更新待ってます。頑張ってください！ (2023年3月29日 13時) (
レス) @page49 id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - すごく面白くって一気に読んじゃいましたー！更新、待ってます(｀･ω･´)ゞ (2021年5月18日 22時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 受験頑張ってくださいね！更新いくらでも待ちます！頑張ってくださいね！ (2020年8月17日 23時) (レス) id: a998d0df73 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - 受勉がんばってください！ (2020年4月6日 5時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 受験勉強大変ですよね！首を長くしてお待ちしてます！ (2020年1月21日 20時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐華 | 作成日時：2019年11月26日 13時
