クリスマス特別エピソード【サプライズ】-17 ページ6
男性2「あ、そうだった！これを君に」
あ「いらない」
ついには、お得意の花で誤魔化しに来た。
四方から差し出された一輪の花を叩き落として一人一人の目を見ていく。ああ、よく見るまでもないわね。素直な性格が災いして泳ぎまくっている。
怪しさの大盤振る舞いね。
男性3「ええ〜っと…ごめんなさい、さっきのオールマイトに宜しく言っておいて！」
オ「あれ！？」
あ、逃げた。
人混みを掻き分けると四人は会場の方角へ消えていった。気が動転してウォッカ飲みすぎて暴れてくれないかしら。面白そう。
ま、それは薄く期待しておく程度にして。
オ「え、あれ？？？ジャンヌ、行っちゃったけど彼ら結局私に何を話そうとしたんだい？」
あ「要約すると「頑張ってください」よ」
オ「ええ〜…」
今ここで、何が起きているのかしら。
・
たったったっ。
文字にすればこんな感じに外人達と話終えた嶺莉は足早にヒールを動かす。トイレの存在などもはや頭の外で真っ直ぐに会場へ戻る。
相「嶺莉、どうした」
さっきから聞いてもこの調子だ。さっき何か言われ…逆か。
嶺莉が何かに勘づいたからあの外人達は逃げたのか。でもって、今の嶺莉が追いかけているものはただ一つ。
相「警察のことか」
たっ。
相「させるかよ」
やっぱりか。
考えを当てられ振り返ることなく逃げ出そうとした嶺莉の手首を掴む。はめているグローブを滑らせて脱出を試みられたが二の腕を掴んで引き留める。
至極面倒。やっと振り向いたと思えばそんな顔だった。
あ「だって、臭いもの」
相「何のことだよ」
あ「さっきの外人、私がヒーローであることもヒーローネームも私が結婚していてその相手が貴方だってことも知ってたのよ」
…なるほど、確かにきな臭い。
目立つ嶺莉はともかく、ほとんど無名の俺が知られているのは気掛かりだ。
相「つまり、パーティーの裏で…」
あ「何かが起きている。そして、おそらくそれが本命」
人数はどのくらいかわからないが少なくとも警察上層部も絡んでる。人前に姿を表さないのはそのためだろう。
この場にいる人間の隠し事が疚しいものだとは考えたくないが。
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三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» やったです！ありがとうございます！！宜しくお願い致しますm(__)m (2018年2月5日 21時) (
レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» 承知致しました！思い付いたらその都度、になりますが宜しくお願いします！ (2018年2月5日 21時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» 全っ然大丈夫です！あの、こちらも差し支えなければ描いた度私にもイラスト見せてもらっても宜しいですか？ (2018年2月5日 21時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» こちらこそありがとうございます！差し支え無ければ、これからも描いていっても宜しいでしょうか？ (2018年2月5日 19時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» めっちゃ見えますよ、大丈夫です。ゴフッ！！(吐血)ヤッバイ、顔めっちゃ好みです…ありがとうございます！保存して、毎日見て、にやけますm(__)m (2018年2月5日 19時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月 | 作成日時：2017年12月25日 1時
