オットのお話-9 ページ41
相「試験終えたその晩に喧嘩とは、元気があって大変よろしい」
戻ってきた二人を見れば案の定やりあっていたことがわかった。今時、血が出て顔が腫れるまで喧嘩し合う高校生があるか。
オ「相澤くん待って、捕縛待って。原因は私にあるんだよ」
相「はい？」
オ『あの二人については入学前から知っていて』
二人を迎えに行く前に言っていたオールマイトの台詞が脳裏を過る。緑谷を何かと目に掛けてるところはあったが…
あれは、何かあるような口ぶりだった。
相「原因？何です？」
何を話すのか、オールマイトが耳打ちをしてくる。
内容は爆豪が神野での事件に負い目を感じていたこと。そのまま、試験に臨み抱えていたストレスが爆発したこと。
爆豪の神経質なところを知っていてメンタルケアを怠ったのは認める…だが、だからと言ってそれはルールを破っていい理由にはならない。
まあ、それで怒りの矛先が緑谷行くって言うのは少し繋がらないところがあるが…
あ「ふっ、ふふ…」
今、この場で話すべきことではないだろう。
相「爆豪は四日間！緑谷は三日間の寮内謹慎！その間寮内の共有スペース清掃！朝と晩！！＋反省文の提出！！怪我については痛みが増したりひかないようなら保健室行け！ただし余程の事でなければ婆さんの個性は頼るな。勝手な傷は勝手に治せ！」
いつの間にやら、どっか行ってた嶺莉に聞けばいい。
相「はあ…以上！寝ろ！」
・
あ「ん？何ですって？」
相「本当のところ、事情はどうなんだって聞いた」
問題児二人の説教後、部屋に戻る途中の廊下で嶺莉を問いただす。
オールマイトが演習場に向かった後、嶺莉も消えていた。後ろから話を面白そうに聞いていたところからしても、クロで間違いないだろう。
さっきも、部屋の片隅でやけに楽しそうに笑ってたしな。
あ「はて…何でそんなこと聞くのかしら？」
相「爆豪の不安の理由はわかる。自信家な分、いざ試験で落ちて爆発したってのもな。だか、それで緑谷に当たるのは少し違うだろう」
あ「確か幼馴染み、だったでしょう？体のいいサンドバックだったんじゃないかしら」
相「緑谷じゃなければならない理由があったんじゃないのか」
返答を無視してそう言えば、ピタリと口を止める。
そして、楽しさを滲ませて口を歪ませた。
相「お前…何か隠してるな」
あ「ええ」
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三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» やったです！ありがとうございます！！宜しくお願い致しますm(__)m (2018年2月5日 21時) (
レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» 承知致しました！思い付いたらその都度、になりますが宜しくお願いします！ (2018年2月5日 21時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» 全っ然大丈夫です！あの、こちらも差し支えなければ描いた度私にもイラスト見せてもらっても宜しいですか？ (2018年2月5日 21時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» こちらこそありがとうございます！差し支え無ければ、これからも描いていっても宜しいでしょうか？ (2018年2月5日 19時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» めっちゃ見えますよ、大丈夫です。ゴフッ！！(吐血)ヤッバイ、顔めっちゃ好みです…ありがとうございます！保存して、毎日見て、にやけますm(__)m (2018年2月5日 19時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月 | 作成日時：2017年12月25日 1時
