オットのお話-8 ページ37
本当に、全っ然反省してないな。戦う気まんまんじゃねぇか。
そんな俺の気持ちがまた顔に出ていたのか、向こうも表情を固めて話を止める。今、頭ん中では他の言い訳を考えてる最中なんだろうな。
はぁ…
パ「デザインが気に食わねぇのか？」
助け船を出したのはパワーローダーだった。
二人が話してるところはそんなにないはずだったが、よく考えりゃ似てるところがあるのかもしれない。
素直に嶺莉はパワーローダーの方へ振り向いた。
あ「貴方、私が気に入りそうなのわかるの？」
パ「理解はできないが、予想はつく」
あ「そう。あ、じゃああの子にお願いしたいわ」
じゃあ、って何だよ。
パ「あの子？」
あ「体育祭でトーナメントまで残ってたサポート科の面白い女の子」
パ「ああ、発目か。けどなあ…」
あ「コスチュームの作り方まではまだ教えてないって？駄目よ、あの子がいいの。無理でも作ってもらうわ。最悪ズタボロにされても捨てるだから、失敗なんて心配無用よ」
パ「最後のは聞き捨てならないが…まあ、そこまで言うなら引き受けよう」
・
無理に無理を強いるのが大好きなのが嶺莉で、更に今日中に仕上げろと言うオーダーを叩きつけるとコスチューム事件は幕を閉じた。
そして、ここからが第2幕となる。
あ「ふふっ、楽しみだわ」
相「15の子どもに分不相応なことさせるのがか」
夜、自室にて作業をしてるとコーヒーが机に置かれる。
そのまま、嶺莉は俺の髪を束ね髪始めた。
あ「ほら、「plus break」でしょ？」
相「「ultra」だ。勝手に校訓変えるな。あと、何で裸？」
あ「今晩は熱いもの」
ぴぴぴ。
他愛ない会話に割って入ったのは嫌な予感をさせる電子音だった。
俺とは逆に嶺莉は口角を上げて音の鳴った方向を見る。
警報【オイ、イレイザー・ヘッド！オタクノ生徒ガ、グランド・βニイルゾ！監督不行届！！責任問題、叱ッテ来イ！】
相「まじかよ…」
警報【マジマジ】
あ「傑作ね」
そりゃ、お前にとってはな。
作業が進まない。今日が終わるまでもう何時間かしかないが、あといくつ問題が発生すりゃ気が済むんだ。
内心、愚痴ってみても今外にいるってが緑谷と爆豪だ。仲良く夜の散歩と言うのはとてもじゃないが考えられない。
あ「私も行っていい？」
相「服着ろよ」
重い腰を上げ、嶺莉と共に現場に向かった。
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三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» やったです！ありがとうございます！！宜しくお願い致しますm(__)m (2018年2月5日 21時) (
レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» 承知致しました！思い付いたらその都度、になりますが宜しくお願いします！ (2018年2月5日 21時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» 全っ然大丈夫です！あの、こちらも差し支えなければ描いた度私にもイラスト見せてもらっても宜しいですか？ (2018年2月5日 21時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» こちらこそありがとうございます！差し支え無ければ、これからも描いていっても宜しいでしょうか？ (2018年2月5日 19時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» めっちゃ見えますよ、大丈夫です。ゴフッ！！(吐血)ヤッバイ、顔めっちゃ好みです…ありがとうございます！保存して、毎日見て、にやけますm(__)m (2018年2月5日 19時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月 | 作成日時：2017年12月25日 1時
