ツマのお話-6 ページ32
そう言うわけで、って何？
私のそんな疑問は箒で埃を取るかのように簡単に片付けられてしまった。言い返そうにも、先手必勝と言わんばかりに何故か個性を使ってこっちを見られる始末。
一年の仮免許の同伴で早々に出掛けてしまったけど、出る直前に「大人しくしてろよ」と念まで押された。
一体、何なのよ。折角、気分よかったのに。
私に隠し事？…やってる最中に私の体に何かしたとか？
あ「くすっ…それはそれでゾクゾクするわね」
？「何がゾクゾクするんだい？」
節操なく校舎に入り込んだ熱気が籠る廊下を汗を滲ませながら歩いていると背後、正確には＋地べた付近から声が聞こえた。
あ「あら。こんにちわ、根津くん。鼠らしくコソコソされるもんだから全然気づかなかったわ」
根「鼠じゃなくて、校長さっ。そうそう、嶺莉君。今ちょっといいかな？」
あ「何？」
・
「結婚祝いだと思って」
にこやかにそう言って連れてこられて来たのは仮眠室。テーブルの上に置かれたのは私達ヒーローの間ではよく見るコスチュームのケース。
早速開けてケースを開ければ、案の定の代物だったようで白い布の上に手紙が置かれていた。
内容はこう。
「相澤嶺莉様へ。この度はご結婚おめでとうございます。弊社からささやかではありますが、お祝いとしてこちらをお贈りさせて頂きます。以前お召しになっていたものと基本は形は変わりませんが、動きやすく、破れにくく、防弾・防刃を兼ね備えた優れものです。それと、勝手ではありますが少々装飾をつけ華美に致しました。相澤様ほどのご容姿があれば、シンプルなものでも充分お似合いではありますが…
折角だし、着飾ってほしいので！」
相変わらず、言いたいこと言い放題な人達ね。嫌いじゃないけど。
でも、何て書いてた？動きやすい、破れにくいは良いとして、完全な防護服なんて。
あ「傷つかないなんてつまらないじゃない」
服の上からお腹をなぞる。
根「どうかな、嶺莉君。着れるかい？」
あ「…う〜ん」
ケースから出した服は書いてあった通り、今までと変わらない肩出しのワンピースだった。
違うのは肩の部分に金のラインが入り、二の腕にも金の留め具のような輪があって肩から二の腕はバルーンのように膨らみそこから手首の絞りまで緩いバルーンになっていることぐらい
あ「…根津くん、ちょっと試したいことがあるのだけど」
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三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» やったです！ありがとうございます！！宜しくお願い致しますm(__)m (2018年2月5日 21時) (
レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» 承知致しました！思い付いたらその都度、になりますが宜しくお願いします！ (2018年2月5日 21時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» 全っ然大丈夫です！あの、こちらも差し支えなければ描いた度私にもイラスト見せてもらっても宜しいですか？ (2018年2月5日 21時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» こちらこそありがとうございます！差し支え無ければ、これからも描いていっても宜しいでしょうか？ (2018年2月5日 19時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» めっちゃ見えますよ、大丈夫です。ゴフッ！！(吐血)ヤッバイ、顔めっちゃ好みです…ありがとうございます！保存して、毎日見て、にやけますm(__)m (2018年2月5日 19時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月 | 作成日時：2017年12月25日 1時
