正月特別エピソード【日常】-1 ページ17
(注:今回は果てしなくのほほんとした何の展開もないただの日常譚です。作者自身も何書きたいんだろと思うほどに(笑)あと、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします(^^))
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流石に今年に限ってはマイクとの旅行はなかった。神野からの怒濤の寮生活を考えれば、教師が呑気に休むなんてできやしない。
しかしながら、本日1月1日は冬休みの真っ只中であり何より正月。寮から出ることは叶わないが、皆それぞれの正月を寮内で過ごしていた。
俺達は至っていつも通りだ。平日と差して変わらない。朝起きれば、趣味と筋トレを兼ねた90分のウォーキングに出掛けた嶺莉の後から俺もジョギングに家を出る。走り終えて帰ってくると入れ違いに先に帰ってきた嶺莉が作った朝飯の匂いが玄関まで出迎えてくる。でも、その前に時間に合わせて入れといてくれた湯船に浸かるべく風呂に入る。
そして、現在風呂から上がった俺はテーブルに着いていた。ここでいつもと違うのは食卓の雰囲気。正月料理と言う話ではない。
相「明けましておめでとう。おせち、お前が作ったんじゃないのか？」
あ「おはよう。ええ、今朝方ランチラッシュ君からもらって。やはり、美味しいもので一年のスタートを切りたいじゃない？あ、今年も宜しく」
具材に対する違和感はそれだったか。今年も嶺莉のおせちじゃないのか。
なんて、思いながら席に座れば後ろからタオルを被せられて残った水分を拭われていく。これもいつものことだ。今はもう当たり前になっているが、この一連の動作だけ見れば本当に嶺莉はできた嫁だ。この一連の動作だけ見ればな。
楽しそうに髪を拭く嶺莉の前で蓋をされた漆器に手を伸ばす。
あ「喜んでいいわよ。お雑煮は私のお手製」
…まあ、良かったよ。
あ「今年は何だと思う？」
毎年出されるクイズ。何、と言うのはこの蓋の下にある菜っ葉の種類。大抵は水菜か、小松菜か、春菊だ。ちなみに、俺は一度も当てれたことはない。俺が何を答えるか読まれているんだろう。
髪を拭き終わり席に着いて答えを今か今かと悪戯っぽい笑みをして嶺莉は待つ。
相「水菜」
あ、今年も駄目か。
ふふん、と得意気に鼻を鳴らして蓋を開けられる。
あ「残念。今年は小松菜でした」
もわっと立った煙の中にはいい具合に焼けた餅と小松菜、鶏肉。金時人参は器用に花形に切られていた。
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三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» やったです！ありがとうございます！！宜しくお願い致しますm(__)m (2018年2月5日 21時) (
レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» 承知致しました！思い付いたらその都度、になりますが宜しくお願いします！ (2018年2月5日 21時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» 全っ然大丈夫です！あの、こちらも差し支えなければ描いた度私にもイラスト見せてもらっても宜しいですか？ (2018年2月5日 21時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
凩奏詠(プロフ) - 三日月さん» こちらこそありがとうございます！差し支え無ければ、これからも描いていっても宜しいでしょうか？ (2018年2月5日 19時) (レス) id: e22f7985b6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 凩奏詠さん» めっちゃ見えますよ、大丈夫です。ゴフッ！！(吐血)ヤッバイ、顔めっちゃ好みです…ありがとうございます！保存して、毎日見て、にやけますm(__)m (2018年2月5日 19時) (レス) id: 6f05e0595a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月 | 作成日時：2017年12月25日 1時
