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sketch ページ1
俺のもう一人の幼馴染は
小学校に入ってから
笑わなくなった。
個性が「リアル」と、強個性で恐れられていた
そんな君が
高校に入って
久しぶりに笑った
A「ちょ、勝己！ww」
勝己「やめてくださいだろw」
A「はぁ！？w」
この景色がずっと続いて欲しいなんて
我儘だと分かっている
この短い夜が最後になるとしたら
きっと
会いに行く。
俺ですらそう思う。
俺の大切な人。
抱きしめ合っている隙に泣いてしまう
勝己「ｳｸﾞｯﾋｯｸ」
A「、、、ｸﾞｽｯ」
痛みを話すことさえ出来ない
弱点のある君がこんなに好きなのに
勝己「居なくなるなよ」
A「そっちこそ。」
能天気に約束して肩を叩く
勝己「A！A！！」
必ずどちらかが破るのに
震えた手はサインを作ってた
何回見落としただろう
「約束」なんて「守る」っていう合図なだけ
本当は
ただ
手を繋ぎたいだけ
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作者名：黒川鈴音 | 作成日時：2024年1月19日 19時
