ハリポタ女優２ (ページ9)

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えらいじゃんページ9

「いい？いつか来ることよ、その時が来たら、、」

あのとき、マネなんて言ってたっけ。

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「あら、A全然進んでないじゃない」
「すみません、」
「最近は少し真面目に勉強するようになったと思ってたんだけど
　勉強がわからないの？」
「いえ、そういうわけでは」
「じゃあ、ここの問題は？」
「えっと、、」
「。。。よく復習をしておいてね」
「はい、」

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「A、大丈夫？」
「え、ああ、さっきのこと？なら大丈夫、数学は苦手なの」
「それだけ？いつもはただつかれた〜って感じだけど、今日はなんだか違う気がして」
「うん、なんともないよ！」
「つらくなったらすぐ言ってね、あなたのお姉ちゃんみたいなものなんだから」
「うん、ありがとう」

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数学の問題は解けないわ、エマには心配されるわ。

なんだか今日の私は変な感じ。

そろそろちゃんとやらないと、と思って最近真面目に授業を受けてたから特に目立ったよね。

体調が悪いわけじゃないからな。

まあ、そんな日もあるよね。

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”死ぬ”って、どういう感じなんだろう。

そう考えたのは、今日が初めてです。

さっきまではなんともなかったんだけど、今めちゃくちゃお腹がいたい。

もう、今までに経験したことがないくらいのいたみ。

なんなんだろう、何かの病気？

ただ、原いん不明のいたみがあってもお仕事はちゃんとやらなくちゃいけない。

最後までがんばれるかなあ、ちょっと不安。

とりあえずトイレ行っとこうかな。

「え！！？」

思わず大きな声が出てしまった。

なにこれ。

頭では理解しているけれど、わかってしまうことを体がきょひしていた。

「生理、だ」

口に出すと一気に実感がわいてきた。

マネがいないときに、、どうするんだっけ。

そうだ、ナプキン。

いつきてもいいようにバッグの中には入れてあるけれど、子役たちの部屋にある。

ここのトイレからは少しきょりがあるし、どうしよう。

マネ、なんて言ってたっけ。

「でもね、もし、手元にナプキンが無かったら、トイレットペーパーを代わりにして」

トイレットペーパーだ！

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「へえ、それじゃ私のアドバイス役に立ったわけだ」
「うん、ありがとう！」

「１人で落ち着いて対応できて、えらいじゃん、私」