ハリポタ女優 (ページ30)

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ルパートページ30

今は出番じゃない、勉強はしたくない、ということで向かったのは子役の待き場所。

大人のはいゆうたちは自分のトレーラーがあってそこで休んだりするけれど、子どもはそんなものもちろんない。

そこでつくられたのがこの部屋だ。

お目当ての人は、きっとここにいる。

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「失礼しまーす」

「ねえ、それまえも言ってたけど、たかが子役たちがいる部屋に入るときにそんなこと言わなくて良いと思うよ？」
「私が言わないと気がすまないのよ」
「日本人はきっちりした性格の人が多いの？」
「そんなこともないわ、今はおしごとのげん場だし、、
ルパートって、ときどき私をつき放すような言い方をするよね！」
「ごめん。それより君、課題は終わったのか？」

「。。。ちょっと待って、私がか題を終わらせていないとでもいうような言い方ね」
「本当のことだろ、君が課題を終わらせているとは考えにくい」

「。。。本当に？本当に、この私が終わらせてないと？」
「ああ、そうだろう、、、って、もしかして、本当に終わらせたのか？」

「。。。終わってるわけないでしょう」
「やっぱりな、これかだからAは
僕が教えてあげようか？」

「。。。え？ルパートが勉強を？」
「なんだよ、そんな疑り深い目で僕を見るな。年上なんだ、教えることくらいできるさ」

「おねがいします、」
「初めからそう言っておけばいいのに、」

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「今日はありがとう、」
「いいや、課題がなんとか終わって良かったよ
Aは結局僕なんだよなー、」

「。。。うん、そうかも」

「え？」
「そうかもね。勉強がいやでしかたなかったときにいっしょに先生からにげたこととか、、
ルパートとだけの思い出がたくさんある」

「。。。ダンのところにでもいこう、」

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”ルパート、ことツンデレ。”

今日の分の日記につづり終えて、ベッドにダイブする。

１日１日を積み重ねて生きてるなって、最近すごく思う。

全部、みんなのおかげだなあ。