ハリポタ女優 (ページ20)

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エマページ20

あぁ、ひまだな。

休けい中、そんなことを考えながらボーッとしていると、おなじみの声がした。

「A、今時間ある？」

「エマ、、うん、あるよ、どうしたの？」
「ちょっと、その、相談っていうか、」

「うん、わかった、話聞くよ」

ただならぬ気配を感じて、私はとまどいながらもうなずいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

セットのすみにい子をひっぱってきて２人で座った。

「それでね、あの、、」
「なあに？なんかエマらしくないね、」

「私、、、好きな人ができたの！！」
「。。。え？」

このしゅんかんから私の頭ははげしく動き出した。

いったい誰？何がきっかけなの？聞きたいことがどんどん浮かんでくる。

「えっと、、うん、なるほどね？」
「じゃあ、まず、誰のことが好きなのか教えてもらっても良い？」

「トムよ」

ん！？トム！？いやなんで？正直２人はそこまで仲良くはなさそうだったけど、、。

「。。そっかそっか、トムなのね。どうしてトムが好きなの？いつから？」
「あのね、どれくらい前だったかしら、授業で、自分が考える神の姿を描くっていう課題があったじゃない？」

「ああ、うん、あったあった」
「それでね、そのときのトムが描いている絵を見て、、」
「え？それで好きになったの？」
「。。。なんていったらいいのかしら、でも、こう、ビビッときちゃったていうか。それにね、彼はスケボーも持っているじゃない？少し年上で。すてきよねぇ、、」

エマの目がきらきらしている。恋だな、これは。しかもかなりぞっこん。

私はげん場での恋愛はしないと心に決めているので完全に共感するのは難しいけど。

どうしよう、とりあえずはエマが打ち明けてくれたことを大切にしたい。

「言ってくれてありがとう」
「どうしたら良いと思う？」
「どうしたらって、、。トムはこのことを知ってるの？」
「知らないはずよ。Aに初めて話したから」

思っていたよりせきにん重大みたい。どうしよう。

「あのさ、エマはどうしたいと思ってるの？」
「う〜ん、そうね、、今こく白したいとかは思ってないわ。見ていたいのかも」
「エマがしたいようにすればいいと思うけどな。とりあえず、私は心の中にしまっておくね」
「A、ありがとう！！」

何もしていないけれど感しゃされてしまった。

「そういえば、前にエレノアたちとおしゃべりしたときにはいないって言ってたわよね、？」
「だって、初めて話した子の前ではさすがに言えないわよ。Aだけに話したかったし」

やっぱりエマはかわいいです。