ハリポタ女優 (ページ19)

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う、うそでしょ、！？ページ19

いつも通りの日々が流れていく中。

私はあることをたくらんでいた。

大人の、はいゆうさんたちとお話がしたい！！

何度かちょうせんはしてみたものの、未だに話したことがない。

１番話したいのはアラン・リックマンさんだけれど、大物すぎる。

見た目とかで話しかけやすそうなのはロビー・コルトレーンさんだよなぁ、。

今日チャンスがあればいってみようかな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「おはようございまーす」

メイクを終えたはいゆうさんたちが続々と入ってくる。

とはいっても、さつえい時間よりも待きの時間のほうが長いくらいだから、まださつえいは始まってない。

いやー、タイミング今かな。いつでも勇気を出すのは同じだけれど。

ロビーさんだったらにこやかに対応してくれそうだな。

よし！！！自分から話しかけて友だちをつくれた佐々木Aにできないはずがない！

ロビーさんのほうへと歩く間、まるで時間が止まっているように感じられた。

「。。。おはようございます！」

「おはよう」

ロビーさんが私にむけて言葉を発したことで、私の頭はショートした。

「おーい、聞こえているかい？」
「。。。はい、すみません、」
「大丈夫か？体調でも悪いんじゃ、、」
「いえ！元気です！！」
「そうかい？それなら良かったけど、」

「改めまして、佐々木Aといいます。日本人です。これまでは日本でのみ活動してきたので、海外の映画に出るのは初めてです。
少しずつ色々な作品には出させていただいているのですが、まだまだ未熟者ですので、これからご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。」

「。。。いや、そんなに硬くならないでくれ、こっちも緊張してしまうから」

「しかし君、ずいぶんとしっかりしているね？としはいくつ？」
「９歳です」
「。。。最近の子はすごいねぇ」
「いえ、とんでもないです！」

「日本人なんだろう？英語も堪能だし、君はいったい何者なんだい？」
「祖父がイギリス人というだけのことです。祖父とコミュニケーションをとりたくて、英語を勉強するようになりました」
「なるほど」

何回もくりかえしてきたこの会話も、ロビーさんとだと全く苦じゃない。

「きれいな髪をしているね、親御さんもこの髪色なの？」
「はい、日本人はたいていの人は黒髪です。お褒めいただき光栄です」

「君の、、Aの、将来の夢はなんだい？」

「国民的、、いえ、国際的に活躍する女優になることです」

「良い夢だね」

私がしょう天した日。