ボスの娘になったので、立場を利用して人生を楽しむ②【名探偵コナン】 (ページ35)

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甘く冷たい宅急便① ページ35

あらすじ→引っ越した
———

『あれー？皆どうしたの？』

ｺ「…Aお姉さん、いつも唐突に現れるね」

『偶然とはそういうものだよ』

もちろん偶然ではない

急いで出てきたのだ
カメラに急に三毛猫が映り出したからな

歩「あー！山火事の時のお姉さんだー」
元「ホントだ。迷子になって泣いてた姉ちゃんじゃねぇか！」
光「お姉さんお久しぶりです」

元太にイラッとした

『久しぶり皆。あの後、体調は大丈夫だった？』

歩「元気だよー！今日は猫ちゃんと遊んでたのー！！」

歩ちゃんが猫を持ち上げる
けっこう重いのではないだろうか？

見てごらん？と猫のお顔を私の方に向けてきたので猫を愛でさせてもらう

『わぁ…かわいい〜っ！！かわいい…………？？？
え、かわいい…かわいいね？」

ｺ「どうしたのAさん」

『え、いや…』

可愛い

————————歩ちゃんが。

え、哀ちゃん以外ノーマークだったんだけど
歩ちゃんマジで可愛い

そりゃ「誘拐されちゃうかも〜」とか言い出すわ
このまま成長したら間違いなく人生勝ち組の顔立ちしてる

『歩ちゃん…キミめっちゃ可愛いな？」

歩「でしょ〜？？歩は可愛いもんっ」

やっぱナルシストだなこの子
いや、たしかに可愛い
間違いなく可愛い

コナンくん、この子にときめかないとは…
蘭ちゃんの子供時代はどんだけレベル高かったんだ？

哀「………いくらなんでも、顔を見過ぎじゃない？」

！！！！！

哀ちゃんが…話しかけてくれたぞ！？
歩ちゃんセコムか？？

『哀ちゃん！！私とお喋りしてくれるんだね！？
嬉しい！握手してください』

哀「嫌よ」

『しょんぼり』

ｺ「……お姉さん、何しに来たの？」

『何も？ポアロに行く途中に君達を見かけただけ』

ｺ「お姉さんの家はこっち方面じゃないでしょ？」

『なんで知ってるの？まぁいいや。
最近引っ越したんだよ。ねぇ、哀ちゃん、コレあげる』

哀「な、何よ…」

『カ.イロだよ』

私が持ってきたのは箱カ.イロだ
たっぷり入っているから重かった

『引っ越しで整理してたら大量に出てきてね。
安売りしてる時に買い込んでたんだけど、
もう使用期限切れてるかもしれないから捨てようと思って。
哀ちゃんにあげるよ！」

哀「要らないわよ！！」