ボスの娘になったので、立場を利用して人生を楽しむ②【名探偵コナン】 (ページ29)

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ミステリートレイン⑩ ページ29

あらすじ→本気の変装中
———

安「それは変装ではなく仮装では？」

『何を言っているんですか安室さん。
変装という字は、「変」な「装い」と書くんですよ』

安「なるほど、変な格好をしている自覚はある訳だ」

『普通だと思っているならそいつは異常者ですよ』

コナンくんを見返してやりたかっただけだ

コナンくんはもう言葉がでないようだし
追加ミッションコンプリートだな

ラストミッションだ
あとはバーボンを堪能しよう

『さぁ、推理ショーを始めましょうよ。密室殺人のトリックとその犯人は誰なんです？
私は背景と同化しますので、気にせず始めて下さい。』

安「…………はぁ」

推理ショーが始まった

このトリックは鏡を使うんだよね
覚えてるよ

安「これがその鏡ですね。
一部をペイントで塗って、工夫したようだ。
このままだと鏡に部屋番号が……………………写って、鏡だとバレてしまう」

あ、零くんと目が合った

私がそんなに気になるの？
結婚する？

いや、この存在感を生かしてもっと景くんを見てもらおう

景くんの背後に隠れながら推理ショー中の零くんを堪能する
存在感はバッチリだ、レインボーアフロが仕事してる

さぁ見ろ零くん！
君の親友だぞ！

景くんの後ろからレインボーアフロをフサフサと揺らし続け、視線を誘導する

安「…………すみませんAさん。
チラチラ視界に入ってきて気が散るので、
出て行って貰えませんか？」

……ﾁｯ

『……いいですよ。
お兄ちゃん、私前の方の車両探検してくるから後で探しにきてね』

景(広)「一人で行くのか？」

『うん、お兄ちゃんは推理ショーの結末を後で教えてして欲しいからココにいて。
大丈夫。このまま行くからすぐ見つかるよ」

ｺ「マジかよ」

安「………」

私は前の車両に移動した

ボヤ騒ぎに巻き込まれる前に安全圏を確保しとこう