ボスの娘になったので、立場を利用して人生を楽しむ②【名探偵コナン】 (ページ27)

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ミステリートレイン⑧ ページ27

あらすじ→コナンくんは勝手にキレた
———

眼鏡のクソガキに正論で殴られた

別に変装したかった訳ではない

何度も言うが、お高いサングラスをそのまま鞄の中に突っ込みたくないのだ

だから付けた
それ以上の意味はない

コナンくんの追求がしつこいので
「変装だよﾃﾍｯ」といったら
なんと私の変装は赤井並だと言ってきた

あ、あ、あああか、赤井と同レベルだと！？

金髪とサングラスの何が悪い！！
世の中にはたったそれだけのイメチェンで
１０年来の親友に気づいて貰えない人もいるんだぞ！！！！

もう許さん…！

コナンくんよ、お前は景くんと零くんをバカにした！！！
絶対許さんからな！？
もう絶対小学生扱いしてやんねーから！！

いいだろう…ミッション追加だ

あの眼鏡のクソガキに本気の変装というものを見せてやる…！

『いくよ景くん。推理ショーの始まりだぜ』

景「推理ショー…？何言ってるんだ？いや、それより……本当にその格好でいくつもりか？」

『もちろんだよ。完璧に個を消してると思うんだ』

景「いや…むしろ個しか主張していないと思うんだが…」

『それはないね。汎用性が高いよ。
全部店で買えるし。
どこからどう見ても今の私は何処にでもいるちょっと陽気な変な人だよ』

景『……変な人って自覚はあるんだな』

『あるね』

私の装備…

それはキャンプグッズから取り出してきた
グルグル眼鏡(髭つき)とレインボーアフロである

何でこんな物をキャンプに持って行くのかというと
大人には酒を呑むとこういうグッズで無性に遊びたくなる瞬間がある

キャンプファイヤーで景くんがギターを演奏し
私が炎の周りで踊るのだ

やってみろ
マジで楽しいぞ

景「……目立つぞ」

『最初はね。
ただし一度視界に入れたら「気になるけどガン見してはいけない」心理が働くし、ステルス機能もあるよ。
つまり鉄壁、これでいく」

目立つと言われた金髪は全てレインボーアフロに収納した

目元だけではなく、鼻筋まで完璧に隠す鼻眼鏡スタイル

「どう頑張っても偽れない」という耳も、アフロの中だ

ふざけていない
大マジだ
理論上完璧な変装だ
絶対に特定されないフルセットだ

正論には、正論で殴り返す

お前は中身大人だから容赦せん！！！