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Aサイド
家に着いてホッとしたのか一気に体の力が抜けた
紫耀「…おっと、危な」
紫耀が気づいてくれて受け止めてくれたけど自分で歩ける気力はもう残ってない
それを察してくれたのかひょいと私を持ち上げて寝室のベッドまで運んでくれた
そして紫耀もベッドの縁に腰掛けた
紫耀「病院なんて言われたの?」
『私のカバンとって』
紫耀にカバンを取ってもらい私も体を起き上がらせてあるものを探す
手帳を出し、そこに挟んだものを手に取り紫耀の手に握らせた
紫耀「え、これって…」
『赤ちゃんできてた。5週目だって』
紫耀「本当に?」
『うん。私と紫耀の赤ちゃん』
紫耀「ありがとうA」
そう言いながら横から優しく抱きしめてくれた
紫耀「めっちゃ嬉しい。本当にありがとう」
目に涙を溜めながら何度も何度もありがとうって言ってくれる紫耀
紫耀のパパになりたいっていう夢、叶えてあげられそう
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作成日時:2023年2月11日 17時