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Aサイド


紫耀に説得されて病院に行くことになった


紫耀「じゃあ行っておいで。帰りはタクシー拾ってね」


『うんありがとう』


紫耀「また連絡して」


紫耀に病院まで送ってもらったところで別れる


受付を済ませると産婦人科に行くよう促された


「もしかしたら…」という期待と不安が私を支配する


看「平野さん、どうぞ」


普段、仕事で旧姓で呼ばれるからこういう時に結婚したことを実感する


そう思いながら中に入り、問診や診察をされた


きっと紫耀も分かってるんだと思う


だから私を急かしてまで病院に連れてきたんだろう


心当たりがないこともないけど、ちゃんとするべきことはしてたし、紫耀もちゃんとそこらへんは守ってくれるから


こんなこと言ったら駄目かもしれないけど今だと私が困る


診察を終え、複雑な感情で待合室で名前を呼ばれるのを待つ

.→←勘違い



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作成日時:2022年12月11日 22時

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