わたし、地下アイドルのオタクです４

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これ以上聞いても何の実りもないと判断したスングァンによってウォヌの話は終了する。うん、わかる。ウォヌはトークあんまりおもしろくないことはわりと盲目オタクをやらせて頂いているわたしでも認める。調子いいときもあるけど、基本的にはね、うん。まあウォヌは息してるだけでいいみたいなとこあるし。
　

メンバー全員の話が終わるころには、時計は２３時を回っていて、やっぱり１３人って多いんだなと改めて感じる。あと１時間で年が明けるらしい。

そのままフリートークをして、一度メンバーがステージ袖へとはけ、椅子が片付けられる。次は何をするんだろう、と思って待っていると、メンバーが出て来て立ち位置についた。流れ出すイントロはMANSE、だ。だけどなんだろうこの違和感は。
　
　

「え、リーダーががホシに殴られてるんだけど」

「スングァンが出てきたわ」

「パートスイッチだこれ」
　
　

ざわざわとしていた会場が、一気に黄色い歓声に染まる。人気曲、MANSEのパートスイッチバージョンにオタク達大興奮。もちろんわたしとソンミも興奮している。

ミンギュの内側を歩いて、はスングァンじゃなくてハニを引き寄せていて、ソンミが「ハニそこ代われください」の人になっていた。あれ、なんかこれデジャヴ。

とか思ってたらウォヌのラップパートではミンギュがウォヌの背中に飛び乗ってパートを奪っていった。ミンギュの重みに顔をゆがめるウォヌもかわいい。なにしてもかわいいって本当にウォヌは何者なの。

その後もみんな色々わちゃわちゃしていて見どころありすぎて目が足りないので、他は諦めてウォヌに一点集中することにした。滅多にみれないパートスイッチではあるけど、一番見るべきは推しなので。
　
ドギョムの代わりに万歳しながら群れからでてくるウォヌもすごくかわいくて保護したかった。あれは完全に保護案件。

曲が終わるとなんとも言い表せれない満足感でいっぱいになる。今年の最後にすごい良いもの見せてくれるじゃないかSEVENTEEN。しかしながら最後にウォヌのこと蹴ったメンバーだけ出頭してきてほしい。
　
　

「えーこれはまた見たい」

「ね、すごい楽しい」
　
　

たぶん何度も見て普段のパートを知った状態で見た方がいいやつだから、みんなもっとSVT来てMANSEの通常バージョン見るといいよ。そんでこれみて推しかっわいいってなろう。

　
　
　
　
　
　
　
　
　

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