検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:44,172 hit

26.T ページ26

最近ガヤの様子がおかしい。

わざとミツに近付かないようにしてるみたい。

俺とガヤとミツの3人で仕事の時は、ミツが入る隙がないくらいに俺に話しかけてくる。

7人で仕事のときは、すぐにニカの元に向かう。
ミツに見せつけるみたいに。

そしてミツはそれを見て顔を歪める。
傷付いた顔をして寝たフリをする。

それを見たガヤは安心したように渉のところに戻る。

2人して何やってんの?
周りから見たらお互いがお互いを好きで求めてるってわかるのに。

それにしてもミツもガヤも痩せたなぁ…
どうせ2人してグズグズ悩んでご飯も食べれてないんでしょ?


「ねぇねぇ俊く〜ん?」

「なっなになに!?///」

俺の上目遣いに顔赤くなってやんの。
ばかだねぇ〜。

「今日ご飯食べに行くよね?」

「あ…今日は佐久間と…」

「ん??」

もう一度宮田の大好物の上目遣いで見てやる。

「いえっ!なんでもないです!
裕くんなに食べたいっ!?」

デレデレでこっちに来た。ちょろいんだよね〜w
でも残念ながら2人では行かないもんね。

「じゃあ俺の行きたいとこ予約しとくから、ニカ誘って来て??」

「へっ?二階堂?」

「そう」

ニッコリと返してやると、宮田は残念そう〜な顔でニカを探しに行った。ウケる。

今日はミツは仕事があるし、ガヤはわったーと一緒にご飯に行くって言ってたの聞いたし。
ニカはフリーのはず。


ミツもガヤもそろそろ見てらんないんだよね。

俺2人に挟まれて結構大変なんだから。

めんどくさい2人だよね〜。

そしてもう一人のめんどくさいアイツはどうしたいんだろう?

27. 2→←25. F



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
設定タグ:北藤 , ニカ藤 , 宮玉
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:chika | 作成日時:2018年2月10日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。