26.T ページ26
最近ガヤの様子がおかしい。
わざとミツに近付かないようにしてるみたい。
俺とガヤとミツの3人で仕事の時は、ミツが入る隙がないくらいに俺に話しかけてくる。
7人で仕事のときは、すぐにニカの元に向かう。
ミツに見せつけるみたいに。
そしてミツはそれを見て顔を歪める。
傷付いた顔をして寝たフリをする。
それを見たガヤは安心したように渉のところに戻る。
2人して何やってんの?
周りから見たらお互いがお互いを好きで求めてるってわかるのに。
それにしてもミツもガヤも痩せたなぁ…
どうせ2人してグズグズ悩んでご飯も食べれてないんでしょ?
「ねぇねぇ俊く〜ん?」
「なっなになに!?///」
俺の上目遣いに顔赤くなってやんの。
ばかだねぇ〜。
「今日ご飯食べに行くよね?」
「あ…今日は佐久間と…」
「ん??」
もう一度宮田の大好物の上目遣いで見てやる。
「いえっ!なんでもないです!
裕くんなに食べたいっ!?」
デレデレでこっちに来た。ちょろいんだよね〜w
でも残念ながら2人では行かないもんね。
「じゃあ俺の行きたいとこ予約しとくから、ニカ誘って来て??」
「へっ?二階堂?」
「そう」
ニッコリと返してやると、宮田は残念そう〜な顔でニカを探しに行った。ウケる。
今日はミツは仕事があるし、ガヤはわったーと一緒にご飯に行くって言ってたの聞いたし。
ニカはフリーのはず。
ミツもガヤもそろそろ見てらんないんだよね。
俺2人に挟まれて結構大変なんだから。
めんどくさい2人だよね〜。
そしてもう一人のめんどくさいアイツはどうしたいんだろう?
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作者名:chika | 作成日時:2018年2月10日 7時