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ウジの横に移動して、ぱぱっと適当にセルカを撮る。ウジもわたしもすごい普通の顔しててアイドルとオタクっぽさがゼロだ。そりゃそうか。
その流れで、ウジの隣の子に「次どうぞ」って声を掛ければ、慌ててスマホを準備し始めた。推しとセルカを撮るその子は、やっぱり緊張しているものの、しあわせそうで、なんだかほっこりする。いいね、推しとセルカ。
わたしまだ撮ってないけどね、なんてウォヌの方を見る、と、はた、と目が合った。わあウォヌがこっちみてる、びっくりした。お腹が膨れてちょっと眠たいのか、とろんとしてぼーっとしているウォヌもかわいい。セルカとかじゃなくて普通に写真撮りたい。あ、今ホシ撮ったね、それ絶対Twitterに上げてよ。
「ユリはいいの？」
「ん？」
「ウォヌと撮らなくて」
「うーん、まあ、今はいいかなあ」
ウォヌ眠そうだし、とソンミに視線を戻しながら言う。そろそろお昼ごはんはお開きだ。スタッフさんがバスに戻るように案内する。この後はたしか、牧場だったっけ。
バスに戻ると、さっきのメンバーじゃなくて、ミンギュとドギョムが居た。ミンギュおかえり、なんてソンミが言って、ミンギュも見えない尻尾を振っている。ということは、最初のメンバーに戻るのかな、なんて考えていると、ウォヌとジュニが乗ってきて、最後にリーダーとシュアが乗ってきた。あれ、なんかシャッフルされてる。
「思ったより移動時間が長いんでこれからは適当にシャッフルすることになりました」とリーダーが説明する。これ完全に時間配分ミスったんだろうな、なんて思いながら、さっきと同じ場所に座るウォヌを眺める。どうやら完全に寝るモードらしく、首がかくかくなっててかわいい。
「かわいい」
「本当にウォヌヒョンのことすきですね」
「だってあんなにかわいいんだもん、みて、寝落ちする瞬間」
「いや寝ちゃ駄目ですけどね！？」
ウォヌヒョン起きて〜！なんてウォヌの睡眠を妨害するミンギュの頭を背もたれの上からこっそり叩いた。ウォヌは寝そうになってたことがバレてリーダーとシュアにいじられて笑ってる。寝ててもよかったのに、と思うのはわたしだけかもしれないので黙っておこう。
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ゆく(プロフ) - (名前)レンさん» コメントありがとうございます(^^)！うれしいです〜！すごく詳しいというわけではないんてすが、一時期通ってたことがあります（笑）でも作品中はちょっと脚色多めです（笑） (2020年10月19日 23時) (
レス) id: 26d964f28e (このIDを非表示/違反報告)
(名前)レン(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいてます。主様地下アイドル事情にすごく詳しいですよね、昔どこかのファンだったりしたんですか？すみません、なんだか地下アイドルに興味出てきちゃって笑笑 (2020年10月19日 22時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
ゆく(プロフ) - まリんさん» コメントありがとうございます(^^)！わたしも書いてて現場が恋しくなってます（ ; ; ）笑 これからも頑張りますのでよろしくおねがいします〜！ (2020年10月19日 8時) (レス) id: 26d964f28e (このIDを非表示/違反報告)
まリん(プロフ) - はじめまして！お話、とっても面白くて一気に読んでしまいました！！！オタクのノリが臨場感溢れてて現場が恋しくなりました（笑）構成も書き方も全て好みで最高です！！これからも楽しみにしています！！ (2020年10月18日 10時) (レス) id: a67cbb63c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆく(プロフ) - ぴおさん» ありがとうございます(^^)！そう言っていただけて本当にうれしいです（ ; ; ）ホシは動かしやすいので無自覚にウォヌを煽る要因です（笑）★5とてもとてもうれしいです〜！いつもありがとうございます！ (2020年10月18日 1時) (レス) id: 26d964f28e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆく | 作成日時：2020年10月12日 19時
