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転校生 ページ4

〜蘭視点〜



今日、急遽転校生が来ることになったらしい

園子が騒いでるからきっと本当に来るんだろうなw




「どんな子なんだろうね!」

「仲良くなれるといいな」




私は私の横の席を見る

ちょうど一席空いてるから、ここなんだろうな〜



園子はテンションが上がりっぱなしで、落ち着きがないw


と、先生が教室に入ってくる




「皆お待ちかねって感じだなw」

「先生!かわいいですか?」

「あぁ、もう絶世の美女だ!」




先生は大声で笑いながら言う

皆の期待値はマックスで、私も少し楽しみ



「じゃぁ、入ってきていいぞー」



先生のその声のあとに入ってきたのは、

確かに絶世の美女って感じの女の子



新一がもしここにいたら、鼻の下伸ばしてたんだろうな…w


と、女の子は困ったように笑う




『あんまりハードル上げないでくださいよ…w』

「本当のことを言っただけだろう!じゃぁ、自己紹介!」




女の子はクスッと笑って黒板に名前を書き始めた




『如月Aです!高校生探偵やってます、よろしくお願いします!』




くしゃりと笑った如月さんは、皆のハートを一気に奪う

そして案の定私の横に座り、眩しいまでの笑顔を向けてくる




『よろしくね!私のことはAって呼んで!』

「私は毛利蘭、私も蘭ってよんでね」

『うん!ありがとう!』




嬉しそうに目を見開いたAは、わんこみたいだ


休み時間になると、皆がAを取り囲む




「私たちもAって呼んでいい?」

『もちろん!』

「すごい綺麗な瞳の色ね!」

『ありがとう、自慢なんだ!』





と、園子が私をつつきながら




「高校生探偵って、工藤君と同じね!」




そういった

Aは目をきょとんとしながら





『え…工藤…新一…?』

「うん、このクラスにいたんだよ…最近は見ないけど」

『どうして?』

「わかんないけど、事件が忙しい…みたいな」




Aは真剣な表情で考え込んだ後、ニコリと笑う




『いいなぁ、私も工藤君に会ってみたい』

「やっぱり工藤君って神的な存在なの?」

『うん、それももちろんだけど…個人的にかな』




意味深なことを言ったAは、少し怖かった

けど数秒後にはいつものAで…





…なんか、不思議な感じ

毛利探偵事務所→←東京



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作者名:ちぃ♪ | 作成日時:2018年5月20日 23時

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