第２０話 ページ20
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楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、もうすぐ23時になろうとしていた。
「子ども達、もう夜遅いし寝なさい」
「僕とモモもそろそろお暇するよ」
「楽しかったよ、みんなありがとね！」
大和さんの一言を切っ掛けに、焼き肉パーティーは終了。聞くと、Re:valeのお2人は明日の午前中から仕事があるということで、驚愕した一織くんに急かされて帰って行った。
全くあの人達は、といった表情を浮かべた彼はまるでマネージャーのように皆へと指示を出す。
「四葉さん、明日も普通に学校がありますから早く寝るように。七瀬さんもですよ、体が資本なんですから。他の皆さんも明日は仕事があるはずです、この後飲み直すなんてことはせずに早く寝てください」
す、素晴らしい。一織くんって本当に高校生なのかな。何て言うか、見た目は子どもで頭脳は大人の彼のように、年齢と性格が一致してなさすぎて怖い。
一織くんの鋭い発言に、皆渋々といった様子で寝る準備を始める。私も帰ろうかと思ったが、明日はオフだしここの片付けをすることにした。
手始めに散らかったゴミをまとめていると、残っていた大神さんと紡さんが申し訳なさそうな表情をして駆け寄ってくる。
「Aさん、片付けは俺達がやりますよ。もう夜遅いし帰ってください」
「いえ、大丈夫ですよ。私は明日オフですけど大神さんと紡さんはお仕事でしょう、ここは任せてください」
それでも納得してくれない2人。どちらも引かずに数分間が経過した頃に、紡さんが何かに気がついたような声をあげた。
「ここ、寮母さん用のお部屋があるんです。経費削減のために雇っていなかったので、そのお部屋に泊まっていってください」
それなら安心ですね、と勝手に話を進めていくマネージャーさん達に少し不安を覚える。今をときめく人気男性アイドルグループの寮に女性が泊まっていいものなのだろうか。
でも、確かに私もこれから家に帰るのが面倒だったからその案に甘んじて乗せてもらった。下着も服も偶然買っていたし、歯ブラシやメイク落としはすぐそこのコンビニにあるだろう。
「なになに、ねーちゃん泊まんの？」
「今日だけね。皆もお邪魔します」
「Oh！では一緒にここなを見ましょう」
「オレ、Aさんとお話したい！」
「だーめー！ねーちゃんは俺と寝るの」
わいわい、ガヤガヤ。甘えん坊な未成年がいて大変そうだな、と彼らを宥める成人達を見て思った(例外が1名いるけど)。
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ちえ - 環君誕生日おめでとう🎁🎂 (2023年4月1日 11時) (
レス) id: 0560ab194e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ。 - あぁ…てぇてぇ…まじてぇてぇ…(語彙力消失)可愛すぎだろ！！ (2019年8月3日 13時) (レス) id: 2c3bf4091e (このIDを非表示/違反報告)
衣里(プロフ) - らめる*さん» はい、とても可愛いです (2019年3月2日 15時) (レス) id: 538d14058c (このIDを非表示/違反報告)
らめる*(プロフ) - 衣里さん» ありがとうございます、嬉しいです！環くん可愛いですよね……！ (2019年3月2日 15時) (レス) id: c8b5141a7a (このIDを非表示/違反報告)
らめる*(プロフ) - 夢花 (仮垢)さん» ありがとうございます！楽しんで頂いているようで嬉しいです(*^^*) (2019年3月2日 15時) (レス) id: c8b5141a7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らめる* | 作成日時：2019年1月15日 2時
