幼馴染止まり

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食べ終わってオフィスに戻る途中Aはベクの背中をさすって慰めてあげてる。


俺はソヒと並んで歩く。


SH『あんたわかりやすいのよ。Aのこと好きなんでしょ。』


CY『だからなんだよ。』


SH『昔から一緒なんでしょ早く告白しときなさいよ！捕まえとかないとあの子可愛いんだから合コンなんて行ったら男は黙ってないよ？』


CY『だから俺がついてくって言ってんだろ。そんなお前はどうなんだよ。』


SH『どうって？』


CY『ベクだよ。ほんとにベクのことなんとも思ってないのか？』


SH『や？あんだけわかりやすく私のこと大好きってアピールされてなんとも思わないことはないよ？まぁでもとりあえず今は様子見ってとこかな〜』


CY『うぅわ。ベクかわいそっ。』


SH『そう？私は優しくしてるつもりどけど〜。確かにキツい言い方することが多いけどベクのこと嫌いとは言ったことはないでしょ？あーなんて優しいの私！』


CY『そうですか〜勝手に自分褒めてろよ』


SH『人のことより自分の心配しなよ〜』



だよな。
いつまでもこんな態度じゃ何も変わらずにこのまま死ぬことになる。
隣にいるのが当たり前の幼馴染の壁はなかなか越えられない。






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