幼馴染止まり

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ピタッ。
歩いていた足が自然と止まる。
周りにいる人たちもザワザワし始める。



”え、なになに？”

”告白？！”

”ここでっ？！”



そんな周りの言葉なんて気にならないくらい私の頭の中でさっきのチャニョルが言った言葉がこだましてる。


CY『俺も好き！Aが好き！ずーっとずーっとずーーーーっと昔から好き！昨日だってほんとはあいつと会ってるのすげー嫌だった！あいつと抱きあってるのみてめちゃくちゃ嫉妬したよ！あのワンピースだってほんとはすっごい似合ってた！でもあいつがプレゼントしたワンピースって思うと嫌で正直に似合ってるって言えなかった…ほんとに好きなんだ。』


チャニョルが私を…
好き？
これ夢なの？
夢じゃない？



”え、ガチの告白じゃん！”

”ヤバくない？”

”ここでフラれたら大恥 笑”



なんて言ってる人たち。
私はフラないよ。
やっと想いが伝わった。


振り向いてチャニョルの前まで行く。


CY『Aっ…おまっ、泣いてんの？ごめん！こんなとこで言ったから…』


『っ、バカッ…ほんとバカッ泣』


手をグーにしてポコポコとチャニョルの胸板を叩く。


CY『痛っ！お前チカラ強いって』


『やっと伝わったっ…チャニョル。私のこと好きってほんと？』


CY『うん。好き。』


夢みたいっ…
嬉しすぎて涙が溢れてくる。


『んっ…グスッ…わたっ、しもっ…すきっ。チャニョルっ…』


その瞬間ふわっとチャニョルの匂いに包まれた。


今ハグされてるんだ。
昨日セフンくんとした時とドキドキが全然違う。


はぁ…幸せ。






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