カフェの彼～EH～ (ページ6)

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私は相変わらず毎日毎日…
ずーっとヒョクちゃんのお店へ通ってる。

デート。
やっぱりダメって言われるんだよねぇ…

だからいつもと違う方法を考えたのだ！！
今日私は1人で夜ご飯を食べに来た。

その方法とは…

『ヒョクちゃ～ん^ ^来たよ！』

EH『いらっしゃいませ。1人ですか？』

『うん！！』

EH『お席へご案内します。』

はぁ～…今日もかっこいい。

そして、席へ案内され…
私が注文するまでもなく…

EH『オムライスですよね？』

『うん！！さすがっ！嬉しい^ ^』

EH『では。』

『あっ！ちょっと待って！』

注文をとったあとヒョクちゃんの腕を掴んで引き止める。

『ねっ！今日ヒョクちゃんのバイト終わってから…』

EH『はぁ…デートですよね？しないって何回言えば…』

そういつもの私ならここで諦めてご飯食べたら帰るんだけど…

『お願い！私終わるまで待ってるここで！帰らないから！！』

かなりわがままなのは承知の上。
かなりうざいやつなのは承知の上。
でも、そこまでしないと私はきっと一生ヒョクちゃんとデートできない！

EH『そんな！困ります。他にお客さんだって来ますし、ずっと席に座られても…』

『ならお店の外で、でも待つから！！』

EH『はぁ…それは困ります。外じゃ夜だし危ないです。』

『えー…じゃあどこで待とう。』

EH『だから諦めて…』

『もう諦められないの！』

私は普段愛嬌なんて使ったことないけど…愛嬌は女の武器。
座ってる私はヒョクちゃんに上目遣いで…

”ヒョクちゃん…お願い。”

と言ってみた。
まぁそんなじゃ無理だろうなって半信半疑で…

EH『っ//…わ、わかりました。今日だけですから。』

えーーーー？！
今オッケーくれた？！

『ほんと？！やった！ありがとう^ ^』

EH『では、オムライス少々お待ちください。』

わぁ～どうしよ！！
とりあえずミニョンに報告しよ～