カフェの彼～EH～ (ページ14)

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～EHside～

”ヒョクちゃん…好きです。大好きです。”

確かに面と向かって言われたのは初めてで正直ドキッとした。

でも…

EH『……ありがと、でもやっぱりごめん。その気持ちには…』

俺はただ臆病なだけなんだ。
いつまでも引きずり続けてる弱いやつ。

『…だよね^ ^わかってる！でも、これから好きにして見せるよ！』

ほんとこんな前向きな子俺にはもったいなさすぎる。

EH『ごめん。これからも好きになることは…』

『頑張るっ！！』

EH『うーん…ごめんね。正直に言うね？』

『え？』

ハッキリ言ってあげなきゃ…
この子のためにも。

EH『どんだけ頑張ってくれてもたぶん……可愛い妹みたいな感じにしか見えないと思う。』

『っ！…』

何も言い返さず下を向いたままのA

EH『や、あの…でも、店にはこれからも…』

『あ、ごめん！もう帰るね！私から無理に誘ったのにごめんね！またね^ ^』

EH『え、あ、ちょっ…』

行っちゃった…

でも、もうこれでいいんだ。
これで…

最後に見せてくれた笑顔いつもと違ったな…
無理して笑ってるように見えた。

きっといつか君のこと大切にしてくれる人が現れるよ…