カフェの彼～EH～ (ページ13)

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EH『…食べ終わった2人が会計にきて、男が先に外にでて、俺と目を合わせてあいつが言ったんだ…』

”ごめんヒョクちゃん！私彼のこと好きになっちゃったの！だからバイバイ！もうここにも来ないから！じゃあ今までありがとう^ ^”

EH『…って、そんな簡単に別れられるような付き合いだったんだ。俺はプロポーズまで考えてたのにってバカバカしくなった。だからお客さんっていう存在は俺の中でほんとにこわいんだよ。また同じこと起きるかもって…違う男連れてきてバイバイって…』

ヒョクちゃん…
なんかいてもたってもいられなくて思わず抱きしめてしまった。

『ヒョクちゃん…辛かったんだね。ごめんね思い出させて…ごめん( ; ; )』

EH『なんでお前が泣いてんだよ。』

『だってぇー泣』

EH『わかったか？だからもう俺は恋愛しなっ…』

『それは間違ってる！！』

EH『は？』

『私はそんな最低なことしないもん！ヒョクちゃん一筋だもん！』

EH『最初は誰だってそう言うんだよ。あいつだってそうだった…』

『っ…』

何も言い返せなかった。
でも…

『私、やっぱりヒョクちゃんを諦められないよ…ごめんね。うざい女ってわかってる。でも、諦められないの。』

EH『どんだけ言っても俺は…』

『それでも自分が納得するまで………私今までヒョクちゃんに言ってないことがあるの。』

EH『なんだよ。』

『ほぼ毎日ここにきて…ヒョクちゃんかっこいいって言って、好き好き全開で、でも面と向かって言ったことなかったの。』

EH『だからなんだよ。』

『ヒョクちゃん…好きです。大好きです。』

初めてヒョクちゃんの目を見て言った。
初めて…人生で初めて告白というものをした。