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「照れてるとかじゃなくて？」
「違う、そういう感じじゃない」
「…けど、あの日の夜も別にお前から無理に誘ったワケじゃないんだろ？」
「うん」
「ちゃんと気持ちも伝えたんだろ？」
「うん」
「Aには彼氏いないって確認済みだし、そもそもOB会の日に見てても明らかにお前のこと好きそうだったし」
なんて玲王が困惑しているけれど、たぶん誰よりも困惑しているのは自分で。
「これ以上どうやって気持ち伝えればいいのか、俺にはもう分かんない」
「えぇ…。んー、じゃあプレゼントとかどうだ？」
「プレゼント？」
「おう、アクセサリーでも渡してみれば？」
「アクセサリー？」
「さすがにめんどくさがりの凪が適当な相手にわざわざアクセサリープレゼントするとはAも思わねぇだろ」
「…たしかに」
「取材終わったら一緒に見に行くか？」
「うん、行く」
そう言って仕事終わりに百貨店に行くことになった。
「けどアレだな、俺ら二人で歩いてたら週刊誌にすぐにバレそうだな」
「えー、何で？」
「何でって、身長高ぇし、顔いいし？」
「そんなもん？」
「どうするよ、お忍びデートとか書かれたら」
「他の人に何思われてもいいけどAに勘違いされるのはやだ」
「お前本当にすべての思考の中心がAなんだな」
「まぁね」
なんてくだらない話をしながら、玲王に勧められたお店でAに似合いそうなアクセサリーを探す。
「指輪は流石に重いしなぁ、無難にネックレスか？」
「うーん…。あ、これ」
「ピアス？」
「うん、これAに似合いそう」
「贈り物をお探しですか？」
「あー、はい」
「アクセサリーは贈るモノによって、それぞれ意味があるのをご存知ですか？」
「何それ」
「ピアスだと"いつどこでも自分の存在を感じてほしい""あなたへの愛は本物"などの意味があったりします」
「…へぇ」
「あとは"自分だけを想っていてほしい"なども」
「いいんじゃね？今のお前に合ってるじゃん」
「…じゃあ、これください」
「かしこまりました、ありがとうございます」
彼女に笑って"自分も同じ気持ちだ"と言って欲しいだなんて下心を隠して、ピアスの入った紙袋を受け取った。
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chiito(プロフ) - animestarmyu042さん» こちらの都合で申し訳ないのですが、今は別の作品を練っているのでまた気持ちがこちらの作品に向いたら書けたらなと思っております。気長に待って頂けると嬉しいです、よろしくお願いいたします…！ (3月13日 17時) (
レス) id: db14ec3e34 (このIDを非表示/違反報告)
chiito(プロフ) - animestarmyu042さん» 作品を読んでくださり、またそんなふうに言っていただきありがとうございます！いずれこの話の短編というか小話を書けたらと思って続編リンクを貼っておりました。なかなかいいアイディアが思い浮ばずこのままになっており申し訳ありません。 (3月13日 17時) (レス) id: db14ec3e34 (このIDを非表示/違反報告)
animestarmyu042(プロフ) - 続きが気になります。 (3月11日 21時) (レス) @page50 id: f7f1d51caf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiito | 作成日時：2023年4月24日 21時
