Cinderella2 (ページ5)

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55.Koji ページ5

康二side

照にぃ…大丈夫かな。

ふっかさんに帰った方がいいって促されてた時
明らかに意気消沈って感じやったもんな…。

Aちゃんを待ってる時間で
Aちゃんの代わりにフロアの掃除をする。

康二「はぁ…」

辰哉「なーに、そんな大きなため息ついて」

カウンターでお店のお金の計算をしていたふっかさんが俺を見て笑った。

康二「いやー…照にぃ何してるかなって」

辰哉「寝てんじゃない？この時間だし」

康二「そう…ですかねぇ」

ふっかさん、心配じゃないんかな…？

めちゃくちゃお気楽に喋っとる。

辰哉「康二は寝なくていいの？みんな休憩室で寝てるから眠かったら寝ていいぞ？」

康二「寝れませんよ、それにAちゃん送って行くんで」

辰哉「あー、そっかそっか！ありがとな」

今日の営業は照にぃ休みになったし。

お店は回るんかな。

もう、心配事ばっかりや。

辰哉「康二、来てみ？」

康二「なんですか？」

カウンターから、ちょいちょいと手招きされて
そっちに向かうと1枚の写真を見せてきた。