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63.Shota ページ13
翔太side
テキトーにコンビニで買い物を済ませるて帰った。
玄関を開ければ遠くで誰かと話してるAの声。
翔太「んだよ…照かよ」
話の内容的にそうなんだろうなぁって。
リビングに入っても全然気づかず、電話に夢中で
マジで照、照ってさ…。
居ても立っても居られずに、その小さい後ろ姿を抱きしめた。
ちょっと困れば良いって。
スマホを取り上げて電話を切った。
照はどう思うんだろ。
まぁ、そんなこと知ったこっちゃない。
スマホを取り上げて、驚いた顔俺を見たと思ったら
今度は困ったような泣きそうな顔。
もう何なの？
別に泣き顔を求めてた訳じゃないし…
そんなに照がいい訳？
『もうご飯買ってきてくれたんだ』
俺が欲しい言葉じゃないの。
違うんだって。
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年4月15日 10時
