Cinderella (ページ30)

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康二「昨日のドレス本当に似あっとったよ！」

『向井さんが選んでくれたおかげです』

康二「あーあーあー！康二って呼んでや？全然呼ばれ慣れんww」

『みなさんそう言いますね？』

康二「んー、まぁ上で呼ぶ人なんてそうそういないからなぁ～。たぶんみんな下の名前で呼ばれたら喜ぶと思うよ？」

『なるほど…』

康二「あー、でも阿部ちゃんは阿部ちゃんやし、ふっかさんはふっかさんやし、舘さまは舘さまやな？あ、難しいな～…」

なんて1人で腕を組みながらブツブツ言ってる康二くんはなんか可愛い。

康二「ちゃうちゃう、こんな話じゃなくて、だからもう1,2着ドレス買ってあげるって言おうと思ったの！」

『いやいや、あれ高いじゃないですか！！』

康二「いや、絶対あったほうがいいって！そっちの方が仕事も楽しいしな～」

結局、康二くんに沢山お買い物してもらって、2人の両手は買い物袋でいっぱい。

康二「爆買いww！！」

『こんなに買ってもらっちゃって…』

康二「ええのええの、ドレスと靴は俺からのプレゼントな？あとは照くんが後で払ってくれるらしいから」

照くんに借りていたブカブカのサンダルを見て買ってくれたスニーカー。

康二「可愛い靴履いてるだけで出かけるの楽しくなるもんな！」

『康二くん、ありがとうございます！』

康二「もう、ちょ、やめてやw そんな可愛い顔で言われたら好きになっちゃうやん！」

『えっ…』

康二「冗談、冗談！素直すぎか！！」

今買った荷物と一緒に車に乗せてもらい、そのまま仕事に向かった。