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休憩室に戻ると渡辺さんがいた。
『お疲れ様です…』
翔太「んー」
ソファーに横になっている渡辺さんに話しかけても、返ってくるのはそっけない返事。
『はぁ…、痛い』
裸足で走っていた時にできた傷に加えて、ハイヒールで走り回って靴擦れ。
やっぱり、こんなキラキラした自分に慣れるのは時間がかかりそうだなーなんて姿見に映った自分を見ていた。
翔太「なに？靴擦れ？」
ソファーにいたはずの渡辺さんは私の後ろに立っていて、鏡越しに目があった。
『ハイヒールとか履いたことなくて…』
翔太「ふーん、そんな女子もいるのな」
小馬鹿にされたのに少しイラっとする。
女っ気なくてすみませんね…。
翔太「いや、ほら俺の周りってキャバ嬢とか高い服着たおばさんとか多いからさ」
私の顔を見て、途端に慌てて付け加えたその言葉。
『別に気にしてないですから、お疲れ様でした』
着替えようと思っても、自分の洋服がないことに気づき、休憩室を出ようとした。
翔太「ちょっと待てって」
腕を引かれると、さっきまで渡辺さんが座っていたソファーにバランスを崩して座った。
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まお - 面白かったです！！ただもう少し情景を落ち着いて書いていただけると尚素晴らしい作品になると思います。応援してます！！！ (2020年5月7日 10時) (
レス) id: e521ced911 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年3月29日 2時
