今度、お茶でもしませんか? ページ4
絵美 「今日に夕飯、何食べようか…」
今、ベトと夕飯の買い出しに来てます。
―――――――
――――
――
―
絵美 「ベトさん、夕飯の買い出し付き合ってくんない?」
買い出しに付き合ってもらおうと思って、広間にいたベトに声をかけた。
今一人で外に出るとどんどん頭の中が考え事でいっぱいになっちゃいそうで…
モツと行くともっと事が大ごとになりそうな気がするし、歌苗は今宿題やってて手が離せなそうだし。
ベト 「ああ、いいぞ」
絵美 「ありがとう!じゃあ行こう」
私たちは早速スーパーに向かった。
―移動中(行き)―
ベト 「なあ」
絵美 「うん?」
無言だった移動の中でベトが話しかけて来た。
ベト 「さっきヴォルフにあんなことされて…嫌…だったか?」
絵美 「え…」
『モツ・イケボ事件』
今の心情をついた質問だった。答えるのに少し戸惑う。
ベト 「あっ…答えないなら別に
絵美 「なんかね、よく分かんないの」
ベトの言葉を遮って言った。
絵美 「よく分かんない。嫌じゃなかったんだけど、かと言って気持ち良くも無かった」
ベト 「…絵美、お前はヴォルフのことが…好きなのか?」
真面目な、でも少し寂びしそうにも見える顔で言った。
数秒間の沈黙。
絵美 「好き…とは違うと思う、 かな」
フ――…
ベトが肩を下ろした。
絵美 「? どうしたの」
私はそれを見てつい気になってしまった。
ベト 「いや、安心して…」
絵美 「安心って?」
ゴホン
とベトがくるっと前を向いてわざとらしく咳をすると
ベト 「続きは俺の部屋で、な」
こっちを振り向いてそう言った。
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作者 (早くくっつなないかなぁ)
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ラッキークラシカロイド!
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作者名：リモコンちぃ | 作成日時：2017年6月18日 20時
