37 ページ38
.
gr「おや、ぴくとくんではないか」
ショッピングモールの中にあったカフェでぴくととコーヒーを飲みながらゆっくりしていると、私達の座っている席の横に立った生徒会長と愉快な仲間達(トントンさんと糸目さん)に話しかけられた。
わお、これはこれは生徒会長様御一行ではないですか〜
偶然ですね。できれば気づいて欲しくなかった。
pk「あ、グルペンさんじゃないですか！」
tn「僕たちもいますよ〜」
pk「トントンさんにオスマンさんまで。今日は3人で此処に？」
gr「まあな……そちらのお嬢さんは……っ⁉もしかしてベルナルド嬢か？」
ケッ…バレちゃったよ。
まあ、西園寺Aだとはバレてないだろうし…久しぶりに会ったという演技で……うん…
「……お久しぶりですわ、フューラー様」
gr「久しぶりだな。まさかベルナルド嬢が日本に来ているとは」
「ええ、こちらのパーティーに呼ばれまして。観光も兼ねて少し早めに帰国を」
嘘なんですけどね！！！！
こら、そこのぴくと！！！笑ってないで、少しは助けろ！！！
てか、生徒会長はよくこんな服装の私に気づいたな！！！メイクバチバチに決めて、お嬢様感が全くない姿なんですけど！！
tn「ベルナルド……って、フランスのあの大富豪の⁉」
os「え、初めて会っためう……初めまして、オスマンです」
tn「あ、トントンです」
うん、知ってます。
そういえば、糸目さんの名前はオスマンだったのね。自己紹介はされたけど全く覚えてなかったよ！ごめんな！！！
……私の下の名前知らないよね？？生徒会長も覚えてないよね？？
「よろしくお願いしますわ」
gr「では我々は失礼する。ぴくとくんまた学校で。ベルナルド嬢もまたいつか」
「ええ」
よかった……やっと去ってくれた……
しかもバレなかった！！これは勝ち申した！！！
「まさか、生徒会長と会うとは」
「よかったね。バレなくて」
「本当よ。まあ、生徒会長は学校で私の顔を見たことがないからね」
「Aって不審者並みにフードを深く被るよね」
「だってバレたくないもん。最近は覆面でも被ろうかと思っているし」
「ロボロくんとかの真似でもしたら？」
「いや、生徒会ファンの反感を買ってしまうわ」
「ああ……」
そんな哀れな目で私を見るな。
今だって直接は何もされていないが、だいぶ恨みのこもった目で見られてるんだぞ。生徒会ファンだけでなく全生徒にな！！
「帰ろっか」
「うん。そうだね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1029人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラーク - あの、更新停止してますか？一番好きな作品だから現状しりたくって、、、。教えてください！！ (2020年7月12日 16時) (
レス) id: 5b2067527a (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - ↓↓↓それな，，絆創膏，，女子力，，＼(^o^)／ (2020年5月7日 21時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - これで控えめなら大げさに言ったらどうなるんだ，，？（） (2020年5月7日 21時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
稚依(プロフ) - コメント遅くなってすみません（土下座）そう言っていただけると嬉しいです！コメントありがとうございます (2020年4月25日 18時) (レス) id: 827b40f3c8 (このIDを非表示/違反報告)
あか - 私にぴったりの作品でした！ (2019年8月4日 12時) (レス) id: 086f92bdf0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：稚依 | 作成日時：2019年5月20日 23時
