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rb「次の種目は借り物競争です。選手になっている生徒は入場門に並んでください」
ロボロさんのアナウンスを聞いて、私は入場門の方へ向かった。すでに列は出来ていて、私も自分の場所に並んだ。
私が出るのは５番目。自分の番が来るまでは待機だ。
日陰になっているところを探しそこへ移動していれば、すでに競技は始まっていた。
どんなお題があるのかな、と考えていればこっちに向かってくる生徒がいた。よく見るとそれはエーミールさんだった。
em「あの…西園寺さん…」
「どうしましたか？」
em「一緒に来てくれませんか？」
「えっと……どこにですか？」
em「本部に」
そう言って、エーミールさんは白い紙を見せてきた。おそらく借り物競争のお題が書かれているのだろうが、光に反射して文字は見えない。
特にやることはないからいいのだけれど……生徒会の人とってのがね……まあ、いっか
「いいですよ」
em「それは、よかった」
安心したような顔をしたエーミールさんは、私の腕を掴み本部へ向かって歩き出した。
そういえば、エーミールさんって女性が苦手だったよね。いつかの昼休みにゾムが言っていた気がする。
も、もしかして、私のこと女だと思っていない？？？
あのぉ、できれば手を離して欲しいのですが…
横を通り過ぎた女子生徒からの視線が痛いんですけど…
rb「お、エーミール！……と、西園寺さん⁉」
「どうも、ロボロさん。あ…エーミールさんそろそろ手を離してもらっても？」
em「えっ？あ、ほんまや！す、すみません！」
今まで気づいていなかったような慌てっぷり。
まじかよお前…まさか……天然か？？
rb「えっと…じゃあ、お題を確認します。エミさんのお題は……女子生徒です」
あ、ちゃんと女だと思われてたわ。よかったよかった。
kn「あれ、俺が一番ちゃうかったか……え？A⁉」
「あ、コネシマ」
kn「お前も借り物競争の選手なんか？」
「そうだけど、今はエーミールさんに連れられてきたの」
kn「エミさんが⁉あの、童 貞のエミさんが⁉」
em「ちょっ、こ、コネシマさん⁉Aさんの前でやめてください！」
私の前云々の前にロボロさんがマイクを持っていることにお気づきで？おそらくばっちしと全校生徒の耳に入っていると思うのだけれど。
ほら、トントンさんが鬼の形相でこちらを見てるよ。し〜らね。
「そうだ、コネシマのお題はなんだったの？」
kn「ん？メガネ」
続く (更新停止中)
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ラーク - あの、更新停止してますか？一番好きな作品だから現状しりたくって、、、。教えてください！！ (2020年7月12日 16時) (
レス) id: 5b2067527a (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - ↓↓↓それな，，絆創膏，，女子力，，＼(^o^)／ (2020年5月7日 21時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - これで控えめなら大げさに言ったらどうなるんだ，，？（） (2020年5月7日 21時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
稚依(プロフ) - コメント遅くなってすみません（土下座）そう言っていただけると嬉しいです！コメントありがとうございます (2020年4月25日 18時) (レス) id: 827b40f3c8 (このIDを非表示/違反報告)
あか - 私にぴったりの作品でした！ (2019年8月4日 12時) (レス) id: 086f92bdf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稚依 | 作成日時：2019年5月20日 23時
