10 S.S ページ10
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予約しておいた店に入ると
奥の個室に通される
渋「なんでも好きもん頼んでなー」
Aにメニュー渡すと
キラキラ目ぇ輝かせて
A「わぁ！どれもおいしそう！」
その姿が可愛くて
思わず口元緩んでまう
店員「お待たせしましたー！」
生ビールと料理が
テーブルの上に並ぶ
ジョッキを持って
カコンと乾杯
ゴクゴクゴクッ
A「プハーーーッ」
なんのためらいもなく
生ビールを飲み干すA
女って普通は
カシスオレンジとかちゃうん？笑
飲み終わったあと
プハーッって！
豪快やなー笑
渋「可愛いやん」ボソッ
アカン！
ついつい本音出てもうた…
俺の顔じぃーーーっと見て
A「何笑ってるの？もしかして…」
ドキッ
可愛い言うたの聞こえてもうた？
A「普通女の子は生ビールなんか注文しないって思ったんでしょ〜！？」
聞こえてへんかった
なんとなく、ホッ
渋「普通はカシスオレンジとかちゃうん？笑」
A「やっぱりそう思ったんだ〜！」
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A「一杯目は生ビールって決めてるのっ」
ぷぅっと膨れるA見て
渋「俺は生ビール飲み干すくらいの女の方が好きやけどな」ボソッ
Aに聞こえへんくらいの
小さな声で呟いた
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こん時俺は、
Aが悲しそうな顔してたことに
……全然気付かへんかった
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chii(プロフ) - オロナミンCさん» ありがとうございます♪なるべく早めに更新していくのでよろしくお願いします(*^^*) (2016年2月9日 8時) (
レス) id: 19b1793192 (このIDを非表示/違反報告)
オロナミンC - 大倉君との別れの話で涙が止まりませんでした。これからも楽しみにしてます！ (2016年2月6日 11時) (携帯から) (レス) id: a4882300a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちいまる
| 作成日時：2016年2月3日 10時
