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RULER ページ43

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( 勝利side )




俺が、まだトップになる前


喧嘩も弱かった中3の終わり頃




「こんな弱いガキ、ほんとに白虎のやつかよ?」


勝利「…っせぇ」



ボロボロに殺られて

手も足も出せなかった時



「あんたら、弱いもんいじめはあかんで」


セーラー服を着た西の言葉を使う1人の少女


同い年くらいだろうか?


「あ?ガキのくせになに出しゃばってんだよ」


貴方「ふふ…。そうね、けど」


ボコッ

ドスッ


「…ってぇな」


貴方「ガキに負けてるあんたらはゴミ以下ね」


その姿はすごい勇敢だった


「…いくぞ」


その少女は俺の方に来て



貴方「大丈夫?」


ハンカチを渡してくれた

けど、当時の俺はひねくれてて


勝利「要らねぇ」


女に助けてもらうなんて有り得ねぇとか思ってた



貴方「そんな事言わんと。もぉ、可愛くないなぁ」



そう言って無理やり渡されたハンカチ



勝利「うるせぇ」


貴方「あなた、白虎の人間でしょ」


勝利「…さぁな」


西の人間だと思った時にはその少女は西の言葉を使わなくなっていた


貴方「" 最初弱いやつでも、何かを手に入れたら急に強くなる "」


勝利「は?」



この時は何言ってるか分かんなかったけど



貴方「ま、いずれ分かる!」


今ならわかる


その少女と話していると

「サクラ、どこいてんの。抗争ほったらかしにして」


少女は俺と同い年位の男に呼ばれた


貴方「うわ、ごめん。もう行かないと」


勝利「あ、ハンカチ」



俺が渡そうとすると


貴方「それ、貴方がいずれ白虎のトップになったら返しに来てよ。待ってるから」




そう言って走り去っていった



勝利「サクラ…か」



それ以来、俺はトップになるために一生懸命頑張った


またあの少女にに会えるように

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七星(プロフ) - 検索から見つけて、読んでいます!白石麻衣ちゃんも好きなので、出てきてくれて嬉しいです! (2018年4月23日 23時) (レス) id: 859e6a079a (このIDを非表示/違反報告)
麻衣 - 更新楽しみです。 (2017年8月16日 22時) (レス) id: 7b0326607d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろ.。(プロフ) - みるくてぃーさん» ありがとうございます!!楽しみにしててください♪ (2017年8月16日 21時) (レス) id: 9a714b85e7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろ.。(プロフ) - 南さん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2017年8月16日 21時) (レス) id: 9a714b85e7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろ.。(プロフ) - まりさん» ありがとうございます!頑張ります (2017年8月16日 21時) (レス) id: 9a714b85e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃろ.。 | 作成日時:2017年7月10日 11時

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