あ い ど る の 恋 愛 事 情 .。

あ い ど る .。 ページ33

貴方side






秋元「乃木坂46にとって森野の卒業は森野にとっても乃木坂にとっても新たな一歩だな」





と先生は優しい声で言う





貴方「え…？」





秋元「森野は乃木坂のエースだから。AKBでいう前田みたいな存在だから」




そういってくれた





私が






前田さんのような存在だなんて…





貴方「初期の頃から私アイドルのてっぺんに立っててっぺんの景色がみたかったんです」





秋元「どうして？」





貴方「勝利くんの影響です。ずーっと隣にいた勝利くんがいつのまにかアイドルになって、いきいきしている姿みてると、いつかステージ場からの景色を眺めてみたい。なんて思って乃木坂46のオーディションをうけたんです」





秋元「じゃぁいつから頂上をめざしたいっておもった？」






貴方「最初のライブです。劇場を持たないないわたしたちがこうやってファンのみなさんの反応がみれて、私の名前をたくさん呼んでくれる人がいてでも、乃木坂はまだ駆け出したばっかりで…いつかてっぺんにたってやろうって。AKBさんたちを超えてやろうっておもえたんです」







秋元「そうか」







今もその想いは変わらない






貴方「私は、乃木坂を卒業しても変わりません。いろんなところで活躍していつか、芸能界のてっぺんを取れるように頑張ります」




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そういうと





秋元「わかった。じゃぁ、このことは伏せとけ。べつに隠すとかじゃなくて、いずれはバレる。なら、今の間はまだまだ成長しないといけない時期だからね」





これが






秋元先生の優しさだろうな






と思いながら






貴方「ありがとうございます！」






と深々とお辞儀をした

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