千年の冬のような恋【松野千冬 番外編8】

ペケJへの贈り物6 ページ14

それから数日後ーー

貴方「ペケJ!これ昨日やっと作り終えたからじっとしててね」

ペケJ「みゃぁ〜」

ペケJは大人しく私の膝に乗ってくる。

そして昨日どうにか作り終えた水色の毛糸で作ったセーターと毛糸のパンツを着せる。

貴方「よし…これでオッケー」

千冬「可愛い!写真撮ろう!」

貴方「ペケJと一緒に写る!」

千冬「なら全員でお揃いにして写真撮ろう!」

貴方「言うと思って犬のやつ持ってきた」

お兄ちゃんと私は犬のモコモコのパジャマに着替えて私がペケJを抱く。

千冬「よし、撮るよ」

そう言ってお兄ちゃんは私の肩を抱き寄せる。

千冬「ん、いいの撮れた…もう1枚撮ろう」

そう言ってお兄ちゃんは撮るときに私の頬にそっとキスをしてその瞬間を撮った。

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場地「へぇ、いい写真だな……見る場所はあれだけど」

学校での休み時間に場地さんが教室に来て俺のケータイの待受を見てそう呟いた。

千冬「可愛くないすか?俺のユウちゃんとペケJ」

場地「ドヤ顔するな」

千冬「ユウちゃんには言わないでくださいよ?言ったら嫌がると思うので」

場地「おう」

しかし少ししたらバレてしまい顔を真っ赤にして反論してきたのはまた別のお話。

Fin.

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