4 ページ38
blackside
とりあえず、マルの可愛さを一旦外に出して花火の燃えかすとかを片付けることにした。
「マル、片付けよ」
『うん』
携帯の明かりで燃えかすとかを拾って片付けた。
「ビール飲む？」
『うんっ』
ベンチに座って缶ビールを開ける。
「ぷはぁ」
『うまぁ』
「花火、楽しかった？」
『うんっ！楽しかった！』
「良かった」
俺が言ったことやから、楽しないって言われたらちょっとショックやったな。
『今日な？ほんまに楽しみやったんよ。だって、あんまり裕ちんから言ってくれることないやん？しかも、花火するって言うたからね、浴衣ネット見ながらやってんで。頑張ったんよ』
ほんま、こういうところが愛おしく見えるわ。
『花火しとるときもドッキドキやった。裕ちんがかっこええやもん。さっき、キスされたときなんか心臓飛び出るんちゃうってぐらいドキドキしたんやから』
飲んどるからか、すごい素直に話してくれる。
「そら、良かったわ」
『良かったん？』
「ドキドキしてくれたんやったら」
『なんなんよー！かっこよすぎるんよ！』
キレとっても可愛ええ。
「もう、帰る？」
ビールも全部飲みきって片付けも終わっとるから帰ろかなって。
『裕ちん』
「ん？」
『今日、泊まっててや』
「お、おぉ」
マルが家呼ぶん珍しいな。
俺の家にはよう泊まるけど、マルん家はなっかなかあらへんからな。
『じゃあ、帰ろ』
「おん」
今日は、ええ一日になるで。
end
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チーちゃん(プロフ) - まるりおんさん» 返信遅くなりました。了解です (2017年2月2日 19時) (
レス) id: b9087894b2 (このIDを非表示/違反報告)
まるりおん - リクエストお願いします。ほほえみで、マルちゃんが仕事のストレスから元気なくなってそれに気づいた亮ちゃんが話を聞いてあげて丸ちゃんは辛かったのと安心したのとで泣き出して亮ちゃんが甘えさせてあげて亮ちゃんにべったりな丸ちゃんが見たいです。 (2017年2月2日 2時) (レス) id: 42ab5b6db0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チーちゃん | 作成日時：2017年1月6日 20時
