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二人が来たのは旧校舎の階段下






それを階段の踊り場に腰掛けて






じっと二人の話を聞いていた






重岡「あんさ、最近ともと一緒におるけどなんでなん?

ともを襲おなんて思ってるんやったら俺、容赦せーへんから」





藤井「別に神山さんと話そうが自由やんけ

お前に口出される筋合いもないし、まず神山さんをそのように扱おうなんて思っとらん」





重岡「…チッ

あんなぁお前みたいな奴がともと話す事態おかしいねんて

お前の立場と、ともの立場考えてみ?

おかしいやろ」





藤井「別におかしくても釣り会わんくてもええ

俺は神山さんのことが好きやから

俺は今までと変わらず神山さんに接するから」





重岡「…ふざけんなや」







さて、そろそろ我慢出来へん





私はわざと足音をたてて階段を降りていった





『しげ…なんでそんなこと言うん?』





重岡「…!?

とも…なんで」





『しげは何もわかっとらん

私、藤井くんと一緒居って楽しいし

でも、しげは家だけ

学校に来たら私なんか放っておいてクラスの人達と一緒にいる

でもな、藤井くんは私の些細な話でも真剣に聞いてくれて

ほんまに嬉しかったんよ

だから藤井くんのこと悪く言わんといて』





藤井くん「…神山さん」




『しばらくしげとは関わらへん

家からも出てって』






重岡「え、嘘やろ

とも!!」







私は藤井くんの手を掴んで校舎へ戻って行った

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コピ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます! (2018年3月20日 16時) (レス) id: e460f8d550 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちい | 作成日時:2018年3月11日 22時

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