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アパートに戻ってきて大毅をにソファに座らせて血塗れの手を綺麗に消毒して包帯を巻いた
『なぁ、大毅
不安にさせてごめんね
私でせいでこんな痛い思いさせてしもて』
重岡｢ともは照史のところに行ってまうん？｣
『大丈夫…大毅の側におるから』
そう言うと大毅は力無く抱きついてきた
重岡｢このままおってもええ？｣
『ええよ』
うとうとしている大毅に膝枕してあげて怪我をした手を握っていた
しばらくして眠ってしまった大毅の頬には涙のあとがあった
大毅が私が離れてしまうんじゃないかって不安になるのは両親のこと
大毅が小学生の頃、両親は大毅を置いて出て行った
二人が愛し合うのに大毅が邪魔だったから
そんな馬鹿みたいな親でも大毅は両親が大好きやった
やから自分離れていくのが怖いらしい
不安になった時にしてしまう爪を噛むこの癖だって
私が側にいてあげなあかん
…やけど私はそこまで優しないからな
側にはおってあげる
でも、あっくんにアレを渡さへんで…？
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コピ(プロフ) - すごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年3月20日 16時) (
レス) id: e460f8d550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちい | 作成日時：2018年3月11日 22時
