嘘をつく君に熱い口づけを (ページ20)

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桐山side

サークががお開きになって飲み足りひんから濱ちゃんと友達のバーに行くことに

桐山｢流星ー来たで｣

藤井｢あ、照史に濱ちゃんやん｣

濱田｢おー流星久しぶりやな｣

藤井｢二人ともどうする？

飲んできた後やろ？｣

桐山｢そーやねん

大学の後輩とな

おすすめでええわ｣

濱ちゃんもおすすめを頼んで俺たちはカウンターの端へ

桐山｢濱ちゃんと二人で飲むのか久しぶりやわ｣

濱田｢そうやなぁ

お互い忙しかったし

そや、今度淳太も誘って三人で飲もうや｣

桐山｢それええな！

また店探すわ！｣

少し酔っている濱ちゃんはどこかしらふわふわしている

確かめるなら今しかない

桐山｢なぁ、濱ちゃん｣

濱田｢ん？｣

桐山｢ともちゃん…のことどう思う？｣

濱田｢へ！？

そ、そうやなぁ…

…うん、ええ子やと思う｣

桐山｢俺もええ子やと思う

やけどそれだけやない

あんな物静かで控えめやのにニコニコ笑って

たまに見せてくれる満面の笑みを初めて見た時

この子のこの笑顔を俺は側で守りたいって思ったんや｣

藤井｢…それ恋やな｣