もう一つの中間ん家物語

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智子side


一応買い物も終わって早く帰ってご飯作らんと



すっかりぐっすりな流ちゃんとのんちゃん



静かでええわ



ほっといたら2人で訳のわからん子どもの話をしよる



それがまた可愛いねんけどな





そんなことを考えながら歩いていると前に見たことのある2人




智子「…なんでおるん……」



お母ちゃん…藤井さん



今まで忘れかけていたあの日のことがばぁーーーーっと思い出す




憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い



お母ちゃんも藤井さんも憎い




…消えてしまえばええのに




それからどうやって戻ってきたかわからんけどとにかく家に帰っていた




もう、なにも出来なくて





その場に座り込んだ





しばらくして目の前に見覚えのある制服のズボンが見えた


康二「智子ちゃん？

どうした？怖い顔してんで」



こういうときはどうすればええんや？





流れに身をまかせるか



嘘をつくか



智子「なんも無いよ

大丈夫やで」


康二「そうか。

ここ寒かったらやろ？中入ろうや」


智子「うん、ご飯作らな」


康二「今日のはなんや！？」


智子「お楽しみやで〜」


こういうときは嘘をつくのがいいの






かもしれない

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