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お昼休み、また前みたいに大毅と保健室に向かった。







『あれ?しげと神ちゃんどこいくん??』


『一緒に食べようや。』







あれからクラスのみんなはすぐにしげと仲良くなって昼の誘い断るの大変やったんやで?







「あーダメダメ。大毅は俺と食べるんやから。」








めちゃくちゃブーイング聞こえたけど、気にしない気にしない。









「......大毅?入らへんの??」




保健室の前で止まった大毅。







重「......大丈夫かな。」







「大丈夫や。絶対に。」







重「......ん。」





ガラガラ





「「失礼します。」」









桐「はーい...........おお!しげやんけ!!」








藤「......しげ。」








そう、大毅が話さないといけないのは流星。








大毅が不安な目でこっちを見てきたから「頑張れ」という意味を込めて頷いた。









重「......流星。」






藤「え?......今、流星って、」









重「流星、ほんまにごめん。





今まで避けたりして。






ほんまは嬉しかった。




流星が俺のこと覚えてくれてて。





でも怖くて、逃げた。」









大毅はなぜ笑わなくなってしまったのかこれまでの事を話した。








重「......ほんまに、ごめん。」









藤「......俺こそすまん。






しげに勝手に嫌われたって思ってた。







今まで辛かったんやな。





ごめんな、気づけんくて。」








重「流星は悪ないよ。





......俺、頑張るから。





また笑えるように頑張るから。」







藤「......おう!!






俺、しげの笑顔大好きやからな。






あ!もしまた辛いことがあったらそん時は相談しろよ?



1人で抱え込まずに。しげは1人ちゃうんやから。」








重「......ありがと。流星。







それでなんやけど、もし良かったら、また友達に」




藤「そんなん当たり前やん笑笑



友達以上やで笑」








重「......おん。ありがとっ......」





藤「あ!しげ涙目や笑

泣け泣け〜、俺の胸かすで?」







重「......うるさい。」








この2人、ほんとに仲良かったんだろうな。

大毅の顔も笑ってはないけど明るい。






少しずつ前に進んでる気がする。







.






桐「ううっ......ぐすっ、ううぅ。」





「もう、照史くん泣きすぎ笑」





桐「や、やってぇ......。」







この後照史くんはしばらく泣き続けた笑


.

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作者名:ポン酢 | 作成日時:2019年2月3日 11時

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