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緑
「......重岡くん？」
重「......俺、今まで過去から逃げてた。
母親に言われたこと、クラスのやつに言われたことを理由にして逃げた。
俺が笑わんかったらええんやって。
......でも、違った。
笑わんくなってからの方がいろんな人を傷つけた。
�陲舛磴鵑砲蓮⊃看曚�けてばっかやし
流星も何回も話しかけてくれてたのにこわくて避けて傷つけた。
神山くんにも酷いこと言った。」
「そんなこと......」
重「ほんまは嬉しかった。
ご飯を一緒に食べよって言ってくれて。
俺と食べたいって言ってくれて。
......友達になりたいって言ってくれて。」
「重岡くん......。」
重「俺、変わりたい。.........でも、どうしたらいいんか分からへん。」
「......泣いたらええよ。」
重「え？」
泣きそうな顔の重岡くんを抱きしめた。
「まずは、我慢せずに泣いたらええ。
自分の気持ちを涙と一緒に出したらええよ。」
少しして俺の背中に重岡くんの手が回ってきて肩が濡れてきたのが分かった。
重「�陲舛磴鵝⊃看曚�けて、ごめん。
流星、いっぱい傷つけてごめん。
神山くん、酷いこと言ってごめん。
俺、神山くんと、友達に、友達になりたいっ。」
「ふふ笑、もちろんやで。」
それからしばらく重岡くんは今までの辛さを全部吐き出すように泣き続けた。
......................................................
「......落ち着いた？」
重「ぐずっ......うん、もう大丈夫。
神山くん、ありがとう。」
「......ほんまに俺と友達になってくれるん？」
重「うん、俺は神山くんと友達になりたい。」
「じゃあさ、その神山くんってやめよ。
う〜んそうやなぁ......智洋とかどう？」
重「えっ、智洋？......ちょっと恥ずいんやど。
周りの人は神ちゃんやなかったっけ？」
「重岡くんは特別な友達やから、みんなと違うようにしたかってんけど......
あかん？大毅？」
重「だ、大毅って///」
「ま、言ってれば慣れるって。
ってことでこれからよろしくな大毅。」
重「こ、こちらこそよろしく。......智洋///」
照れながら言う大毅にキュンとしたのは気のせいやんな？
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作者名：ポン酢 | 作成日時：2019年2月3日 11時
